学内講座コード:120481
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
西洋美術史入門 キリスト教図像学への招待
申し込み締切:
2022年07月02日 (土) 23:30
開催日時:
7月 4日(月)~ 8月29日(月)/10:40~12:10
入学金:
8,000円
受講料:
17,820円
定員:
30名
講座回数:
6回
講座区分:
その他
その他:
ビジター価格 20,493円
補足:
-
【目標】
・キリスト教図像学の知識に基づいて、絵画作品の主題やモティーフの象徴的意味を読み取る力を身につける。
・ルネサンス様式、バロック様式など、絵画作品の様式上の特徴について理解を深める。
【講義概要】
西洋絵画をより深く理解するために、作品の主題や象徴的要素を読み解くための方法論、「キリスト教図像学」について解説します。第1回・第2回の講義では「持物標識(アトリビュート)」に注目し、聖人・聖女・聖母の図像について考察します。第3回・第4回の講義では、プロト・ルネサンスの巨匠ジョットのスクロヴェーニ礼拝堂壁画を中心に《キリスト伝》を描いた作品を読み解きます。そして第5回・第6回の講義では、ミケランジェロによるシスティーナ礼拝堂壁画《最後の審判》における天使と悪魔、天国と地獄の絵画表現をテーマとします。多数の写真を鑑賞しながら、西洋美術の鑑賞法、研究方法を楽しく学ぶ講座です。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 7/ 4(月) 聖人・聖女の図像学ーキリスト教絵画を「読む」鍵:アトリビュート
第2回 2022/ 7/11(月) 聖母マリアの図像ー聖母子のイコンと無原罪の御宿り
第3回 2022/ 7/25(月) キリスト伝の絵画表現【1】ージョットのスクロヴェーニ礼拝堂壁画を「読む」
第4回 2022/ 8/ 8(月) キリスト伝の絵画表現【2】ー受難伝の図像を中心に
第5回 2022/ 8/22(月) 天使と悪魔の図像学ー善と悪の絵画化をめぐる諸問題
第6回 2022/ 8/29(月) 《最後の審判》ーロマネスク壁画からミケランジェロまで
【ご受講に際して】
◆持ち物:筆記用具
◆プロジェクターによる画像投影を行いますので、室内が暗くなります。
ダウンライトがあれば使用しますが、必要に応じてペンライトなどお手元の明かりをお持ちください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 小倉 康之 |
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肩書き | 玉川大学教授・博士(美術) |
プロフィール | 1968年、千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。東京藝術大学大学院美術研究科修士・博士後期課程修了。博士(美術)。西洋美術史(建築図像学)専攻。著書・論文: 『ビジネスエリートのための! リベラルアーツ2 西洋美術』 (監修・著、すばる舎)、 『イメージとテキスト』 『イメージとパトロン』(共著、ブリュッケ社)、「第二次シュパイヤー大聖堂のアプシスと霊廟建築」(『美學』 第212号)など。現在、玉川大学芸術学部アート・デザイン学科教授、共立女子大学文芸学部・実践女子大学文学部非常勤講師。 |
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