学内講座コード:120411
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
「この世の終わり」―美術に見る終末イメージの東西
申し込み締切:
2022年08月23日 (火) 23:30
開催日時:
8月25日(木)~ 9月15日(木)/10:40~12:10
入学金:
8,000円
受講料:
11,880円
定員:
30
講座回数:
4回
講座区分:
その他
その他:
ビジター価格 13,662円
補足:
-
【目標】
・各時代、各地域の代表的な美術の作例を概観し、表現の特徴を理解する。
・広範囲の作例を通じて、それぞれの差異や共通点を比較する。
【講義概要】
迫りくる大地震、異常気象、戦乱、疫病の蔓延などに代表される「この世の終わり」。具現化された終末への恐怖、破壊、そしてその後の再生。古今東西、芸術家たちは様々に終末をイメージしてきました。しかし終わりは、次なる世界の再生の始まりでもありました。本講座では、この絶望と希望の世界を古代ローマ(山田香里)、日本(山本陽子)、イスラーム(小林一枝)、中世ヨーロッパ(毛塚実江子)がそれぞれ担当いたします。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 8/25(木) キリスト教の終末観と美術
第2回 2022/ 9/ 1(木) 「世も末」の美術
第3回 2022/ 9/ 8(木) イスラームの終末論とその視覚化
第4回 2022/ 9/15(木) 終末から再生へー希望を求めて
【ご受講に際して】
◆各回担当講師・各回講義内容は変更となる場合があります。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 毛塚 実江子 |
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肩書き | 共立女子大学講師 |
プロフィール | 栃木県出身。博士(文学、早稲田大学)。共立女子大学、玉川大学、立教大学等で美術史・建築史の講義を担当。専門は中世美術史、スペインのキリスト教写本挿絵を中心に研究している。『レオンの「960年聖書」研究』(単著、中央公論美術出版)。 |
名前 | 山田 香里 |
肩書き | 立教大学講師 |
プロフィール | 東京都出身。立教大学大学院文学研究科博士課程後期課程退学(神学修士)、在ローマ教皇庁立キリスト教考古学研究所博士課程修了(文学修士、キリスト教考古学専攻)。専門分野はキリスト教考古学、初期キリスト教美術。論文に「旧サン・ピエトロ聖堂のアプシス装飾─「トラディティオ・レギス」図を巡って─」(『教皇庁と美術』竹林舎)など。 |
名前 | 山本 陽子 |
肩書き | 明星大学教授 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科博士課程後期 博士(文学)。専門分野は日本中世絵画史。著書に『絵巻における神と天皇の表現』(中央公論美術出版)、『絵巻の図像学』、『図像学入門』(勉誠出版)、『はじめての日本美術史』(山川出版社)など。どうすれば美術作品に親しめるか、そのきっかけを判りやすく伝えたいと思います。 |
名前 | 小林 一枝 |
肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科芸術学(美術史)博士課程単位取得退学。1997年より現在に至るまで早稲田大学国際部(現・国際教養学部)の講師を勤める。国立民族学博物館共同研究員。著書に、「アラビアン・ナイトの国の美術史(単著)」八坂書房、「The Arabian Nights: An Encyclopedia(共著)」ABC-Clio出版他がある。 |
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