学内講座コード:120255
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
中世日本を生きる―富をもとめる長者たち
申し込み締切:
2022年07月04日 (月) 23:30
開催日時:
7月 6日(水)~ 8月10日(水)/13:00~14:30
入学金:
8,000円
受講料:
17,820円
定員:
30名
講座回数:
6回
講座区分:
その他
その他:
ビジター価格 20,493円
補足:
-
【目標】
・源義朝の家人長田忠致の栄華と末路をみる
・中世の富裕層の実態を見る
・庶民からみた「長者」の実像をおう
【講義概要】
長者の長田忠致は源氏の家人の身でありながら、平治の乱の敗残者源義朝を殺した。頼りにする義朝を自分の欲のために殺害した忠致は憎むべき下賤な悪人として『平治物語』などに語り伝えられている。本講座では義朝が合戦に敗けて東国へ逃げる経緯をたどり、中世の交通事情、交易から生まれた富裕な商人武士のありようを見る。また知多半島を根拠地とする「長者」忠致の商業活動を観察しながら、主従の道徳とは異質のこの時代特有の商人的な打算の思考と、彼らの最期に見られる哀れな没落のありさまを、中世の庶民の目を通して眺めることにする。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 7/ 6(水) 平治の乱に敗北、義朝の逃走行
第2回 2022/ 7/13(水) 青墓遊女一族の活動、源氏との関係
第3回 2022/ 7/20(水) 知多半島の「長者」長田忠致
第4回 2022/ 7/27(水) 「長者」の最期?なぶり殺し
第5回 2022/ 8/ 3(水) 庶民からみた「長者」の像
第6回 2022/ 8/10(水) 中世の経済社会を支えた商業資本
【ご受講に際して】
◆パソコン・ボイスレコーダーの持ち込みはご遠慮ください。
◆休講が発生した場合の補講日は8月24日を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 新井 孝重 |
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肩書き | 獨協大学名誉教授 |
プロフィール | 1950年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。専門は日本中世史。著書に『中世悪党の研究』(吉川弘文館)、『東大寺領黒田荘の研究』(校倉書房)、『黒田悪党たちの中世史』(NHK出版)、『日本中世合戦史の研究』(東京堂出版)など。 |
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