学内講座コード:”2241G002
この講座について質問する※現在、この講座の申し込みは
行っていません。
主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
英語で読む数学 その3
申し込み締切:
2022年12月28日 (水) 23:30
開催日時:
1月7日(土)~1月28日(土)/11:00~12:30
入学金:
3,000円
受講料:
10,100円
定員:
20
講座回数:
4回
講座区分:
その他
その他:
補足:
-
【講座内容】
英語で数学の本を読みます。数学特有の言い回しや数学用語を学ぶとともに、正確に読む訓練をします。正確に読まなければもはや数学ではないからです。そのためには、文の構造を理解し、主語と動詞をバックボーンとして、そのほかの部分がいかに肉付けしているかを見分ける必要があります。それには確実な文法知識が必要ですので、いくつかの文法事項の復習もします。文法といっても数学の本を読むだけなら必要事項は多くありませんのでご心配なく。
このシリーズの3回目ですが、各回は独立ですので、今回から受講してもだいじょうぶです。今回は、分詞構文、to不定詞、動名詞などに注意して読んでいきます。読みながら、定冠詞と不定冠詞の使い分け、関係代名詞なども復習していきます。
長く復刊が待たれているダニエル・ソローの名著『証明の読み方・考え方』は原著では第6版が出版されています。その第1~4章の抜粋をテキストに用います。和訳だとさらっと読めてしまいますが、じっくり読むと数学者でも感心するような、証明のしかたを見事に整理して言語化している味わい深い本です。原著でゆっくり味わっていきましょう。数学の予備知識は2次方程式の解の公式とピタゴラスの定理を覚えていれば十分です。
講座の進め方は、講師が解説しながら訳していくことを予定していますが、受講者の方々が訳してくださるのは大歓迎です。英語は「読んでわかったと思う」ことと「正確に理解する」ことの間には大きな開きがあります。英語は得意でないと思っている方は、講座の前にその日のテキストの和訳を書いてみることをお勧めします。意外と難しいですよ。そのあとで講座に出るともやもやが一気に解決する爽快感を味わえます。
使用書籍
『How to Read and Do Proofs』第6版 Daniel Solow著(角川選書)
※使用ページはこちらで用意するため、テキストの購入は不要です。
※講座に関すること等ご質問があれば受付けます。
メールアドレス Khattori●tmu.ac.jp(メールを送信される場合は●を@に変換してください)
【講座スケジュール】
第1回 01-07 11:00~12:30
第2回 01-14 11:00~12:30
第3回 01-21 11:00~12:30
第4回 01-28 11:00~12:30
【対象者】
数学と英語に興味のある方
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 服部 久美子 |
---|---|
肩書き | 東京都立大学 名誉教授 |
プロフィール | 東京大学大学院 博士(理学) 2022年3月まで東京都立大学(首都大学東京)大学院数理科学専攻 教授、現在 東京都立大学名誉教授 専門:フラクタル、確率論、Amazonランキングの確率過程 著書:『数学のための英語教本』 共立出版 (原田なをみ、David Croydon監修) 訳書:『フラクタル幾何学』 ファルコナー著 共立出版 (村井浄信との共訳) 『フラクタル』 ファルコナー著 岩波書店 資格:英検1級、ロシア語検定1級 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.