学内講座コード:2231G009
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主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
英語で読む数学 その2
申し込み締切:
2022年11月16日 (水) 23:30
開催日時:
11月26日(土)~12月17日(土)/11:00~12:30
入学金:
3,000円
受講料:
10,100円
定員:
20
講座回数:
4回
講座区分:
後期
その他:
補足:
-
【講座内容】
英語で数学の本を読みます。数学特有の言い回しや数学用語を学ぶとともに、正確に読む訓練をします。正確に読まなければもはや数学ではないからです。そのためには、文の構造を理解し、主語と動詞をバックボーンとして、そのほかの部分がいかに肉付けしているかを見分ける必要があります。それには確実な文法知識が必要ですので、いくつかの文法事項の復習もします。文法といっても数学の本を読むだけなら必要事項は多くありませんのでご心配なく。
テキストは、Falconerの『Fractal Geometry』第3版の序章と第1章からの抜粋を用います。序章では「フラクタル」という身の回りにもたくさんある不思議な形の図形を紹介します。第1章では、大学1年生が最初に習うような重要な基礎概念(実数、有理数、開集合、閉集合、可算集合、数列の極限など)を紹介しています。今回のテキストには証明はありませんが、定義の書き方から数学の表現法を学べます。
大学生向けの教科書ですが、序章と第1章ですので、予備知識としては、高校で数列の極限まで習っているとだいじょうぶでしょう。著者は最初からていねいに説明してくれていますので、「数学は難しいもの」と思い込んでいなければ、初めての概念が出てきても素直に受け入れられるでしょう。(私も助けます。)
「英語で読む数学 その1」を受講していなくても全く問題ありません。今回は数学特有の表現のうち「その1」で扱わなかったことを学びます。
講座の進め方は、講師が解説しながら訳していきます。「読んでわかったと思う」ことと「正確に理解する」ことの間には大きな開きがあります。理想としては、講座の前に、その日のテキストの和訳を書いてみることをお勧めします。意外と難しいですよ。そのあとで講座に出るともやもやが解決する爽快感を味わえるでしょう。
資料はすべてこちらで用意します。
※テキストの購入は不要です。
【講座スケジュール】
第1回 11/26 11:00~12:30
第2回 12/03 11:00~12:30
第3回 12/10 11:00~12:30
第4回 12/17 11:00~12:30
※講座に関すること等ご質問があれば受付けます。
メールアドレス:Khattori●tmu.ac.jp(メールを送信される場合は●を@に変換してください)
講師著書:『数学のための英語教本』
原田なをみ・David Croydon監修,服部久美子著 (共立出版)
【対象者】
多少の数学知識のある方
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 服部 久美子 |
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肩書き | 東京都立大学 名誉教授 |
プロフィール | 東京大学大学院 博士(理学) 2022年3月まで東京都立大学(首都大学東京)大学院数理科学専攻 教授、現在 東京都立大学名誉教授 専門:フラクタル、確率論、Amazonランキングの確率過程 著書:『数学のための英語教本』 共立出版 (原田なをみ、David Croydon監修) 訳書:『フラクタル幾何学』 ファルコナー著 共立出版 (村井浄信との共訳) 『フラクタル』 ファルコナー著 岩波書店 資格:英検1級、ロシア語検定1級 |
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