学内講座コード:”2211T013
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主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
首都圏の地盤と地震災害
申し込み締切:
2022年05月29日 (日) 23:30
開催日時:
6月8日(水)~6月29日(水)/15:30~17:00
入学金:
3,000円
受講料:
10,100円
定員:
15
講座回数:
4回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
【講座内容】
首都圏では、昨年10月7日、千葉県北西部を震源とするマグニチュード5.9の地震が発生しました。最大震度は5強、大部分の地域では震度5弱から4でした。しかし、交通網が混乱をきたし多数の帰宅困難者が発生しました。エレベーター7万6千基が停止し28件の閉じ込め事故や、火災やブロック塀の倒壊も発生しました。この地震は、近い将来高い確率で発生が想定されている首都直下地震に対しての備えへの警鐘を鳴らしたと言えます。
地震災害には、地震の揺れによる被害、液状化・土砂災害などの地盤災害、火災、津波などが挙げられます。この中でも揺れによる被害と地盤災害の様相や程度は、地盤条件・土地条件に大きく依存します。地震火災に対しても揺れやすい軟弱地盤の方が危険です。本講座では、まず首都圏の地盤条件の見方・調べ方を身近な例を引いて分かり易く解説します。次に様々な地震災害の危険性と地盤条件の関係について学びます。最後に、受講生のお住まいの地域の地盤条件と地震災害のリスクについて解説する予定です。
【講座スケジュール】
第1回 06-08 15:30~17:00
第2回 06-15 15:30~17:00
第3回 06-22 15:30~17:00
第4回 06-29 15:30~17:00
参考図書
そこで液状化が起きる理由(わけ)-被害の実態と土地条件から探る-
東京大学出版会(2018年)ISBN-13: 978-4130637138
本講座に関するご注意
※本講座では受講生の居住地域に基づいて講座を実施するため、お申込時の住所地(市・区・町)の集計を事務局から講師にお伝えすることをご了承ください。(個人を特定するものではございません)
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 若松 加寿江 |
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肩書き | 関東学院大学工学総合研究所 研究員(理工学部 元教授) |
プロフィール | 早稲田大学理工学研究科修士課程修了、博士(工学)、専門は地盤工学。東京大学生産技術研究所・国立研究開発法人防災科学技術研究所研究員などを経て、2018年3月まで関東学院大学理工学部教授。現在、同大学工学総合研究所・研究員。「宅地地盤の液状化被害と軽減策についての国民への普及啓発」で平成30年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞。 主著:「そこで液状化が起きる理由(わけ)―被害の実態と土地条件から探る」、「日本の液状化履歴マップ 745-2008」「日本の地形・地盤デジタルマップ」など。 |
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