学内講座コード:
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主催:
國學院大學エクステンションセンター [ 國學院大學 渋谷キャンパス (東京都) ]
講座名:
『論語』を読む-朱子の註釈・日本人の解釈-
申し込み締切:
2022年03月18日 (金) 23:30
開催日時:
令和4年
第1回 :4月12日
第2回 :4月26日
第3回 :5月17日
第4回 :5月31日
第5回 :6月14日
第6回 :6月28日
第7回 :9月27日
第8回 :10月11日
第9回 :10月25日
第10回:11月15日
10:30~12:00
入学金:
5,000円
受講料:
22,000円
定員:
講座回数:
10回
講座区分:
通年
その他:
新規お申込みの方のみ、入会時に入会金がかかります。 入会金、講座受講料は、区分によってことなります。 詳細は、令和4年度國學院大學オープンカレッジパンフレットをご参照ください。
補足:
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孔子の生きた時代は、戦国時代を目前に控え、社会の混乱が明確に現れてきた時代でした。その中で、強大化する諸国や利益に走る人々を見据え、「変えてはならないもの」を主張し続けたのが孔子でした。孔子は最晩年を若者の教導に尽くしましたが、その人生は不遇のまま閉じられます。
しかしその主張は広く長く伝えられ、日本人にも支持されました。そして特筆されるのは、他国では見られない庶民への普及でした。江戸時代を通じて全階層に浸透した『論語』は、渋沢栄一を典型として、日本人の指針ともなりました。今回の講座では、それらも視野に入れ、常に自分に引き付けて考え、実践につなげる日本人の解釈も紹介します。
ただし、精確な語義の追究や、主旨への洞察などの基礎がなければ、自分勝手な理解になりかねません。そこで、『論語』の標準的解釈されて絶大な影響力を持った朱子の『論語集注』を基本に置き、受講者の皆さんと考えを重ねて行きたいと思います。
『論語』は各章句が独立し、どこから読み始めてもよい構成になっています。新たに読み始める方も気づかいはありません。今期は、2年間の休講をふまえ、顔淵(がんえん)篇の冒頭から今一度読み始めます。
テキスト:『孔子全書』巻6・論語(6) 吹野安・石本道明共著
明德出版社 2500円(本体価格)
参考書:『論語 朱熹の本文訳と別解』石本道明・青木洋司共著
明德出版社 1900円(本体価格)
名前 | 石本 道明 |
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肩書き | 國學院大學教授 |
プロフィール |
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