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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-10-04 / 健康・医療:自然科学・環境:その他教養

脳を科学する 「脳の働き、故障、そして再生」

主催:同志社大学同志社大学 東京サテライト・キャンパス(東京都)]
問合せ先:同志社大学 東京オフィス TEL:03-6228-7260
開催日
10月12日、10月19日、10月26日、11月2日、11月9日、11月16日(水)
講座回数
6回
時間
13:30~15:00
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
18,000円
定員
36
その他
初回の受付でお支払いください。
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

私達の心を生み出している脳はどのように働き、どのように故障し、さらにどのように再生するのでしょうか? 同志社大学大学院脳科学研究科の研究成果も交え、脳科学の最先端を分かりやすくお話しします。

【日程と各回概要】
第1回 10月12日(水)「脳の情報処理の特性-機械とどう違うのか?」 講師 櫻井 芳雄
まず脳の基本構造と神経細胞の働き方について解説し、さらに脳内の信号伝達と情報処理の特性について、コンピュータとの違いに焦点を当てお話しします。そこから、脳はなぜ間違えるのか、人工知能(AI)は心を持つようになるのか、などについても答えが見えてきます。

第2回 10月19日(水)「視覚の可塑性-見ている世界は真実か?」 講師 櫻井 芳雄
私達は眼に映った世界を見ているのではなく、脳が作った世界を見ています。そのような視覚世界を作る脳の回路と情報処理について解説します。さらに、見る=認識するではないこと、視覚回路は柔軟に変わり得ること、人工視覚が可能であること、についてもお話しします。

第3回 10月26日(水)「記憶と高次機能-消えない記憶は有用か?」 講師 櫻井 芳雄
記憶は脳のどこでどのように作られているのでしょうか。記憶の実体は何でしょうか。記憶を作る神経回路には個性があるのでしょうか。さらに、記憶力の良い人は判断・統合・創造などの高次機能も優れているでしょうか。これらの問題についてわかりやすく解説します。

第4回 11月2日(水)「成熟脳内で生まれる神経細胞」 講師 金子 奈穂子
脳で重要な機能を果たす神経細胞は、発達早期に作られて生涯入れ替わることはありません。しかし成熟した脳内でも、ごく一部の領域では神経細胞が作られていることがわかってきました。新しい神経細胞は、成熟した脳の機能を調整したり、再生したりする特別な役割を担っています。

第5回 11月9日(水)「新しい神経細胞による傷害脳の再生」 講師 金子 奈穂子
成熟した脳内で作られた新しい神経細胞は、傷害部に移動して神経細胞を再生しますが、その再生能力は十分ではありません。新しい神経細胞のはたらきを理解して、制御・増強することで最大限に活用し、脳疾患の治療に応用するための様々な研究が行われています。

第6回 11月16日(水)「脳神経疾患治療の最前線」 講師 正水 芳人
脳神経疾患によって神経回路ネットワークに障害が生じると、脳機能が低下します。現在、私の研究室では脳機能を回復させるために、神経細胞ファイバーを脳に移植し新たな神経回路を創出するための基盤技術開発をおこなっており、この研究の概略と将来展望を取り上げる予定です。

■より理解を深めるための
-櫻井先生推奨書籍-
『脳はいいかげんにできている』 デイヴィッド・J.リンデン著(河出書房新社/2017)
-金子先生推奨書籍-
 『脳をどう蘇らせるか』   岡野栄之著(岩波書店/2016)
-正水先生推奨書籍-
 『パーキンソン病とともに楽しく生きる』  水野美邦著(中外医学社/2013)

備考

【資料】
当日講師より配付いたします。

【同志社講座受講にあたってのお願い】
〇受講受付時の混雑を避けるため、ソーシャルディスタンスの維持にご協力ください。
〇受付時の検温にご協力ください。
〇発熱や風邪症状等の不調がある場合は会場での受講をご遠慮ください。
 (受講中に体調を崩された場合は、速やかにスタッフにお申し出ください。)
○構内では常にマスクをご着用ください。咳、くしゃみなどの際は咳エチケットにご協力ください。
〇構内での食事はご遠慮ください。
〇厚生労働省が配布している新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)のご活用をお願いします。
※新型コロナウイルス感染拡大防止を目的とする保健所等の公的機関からの要請により、受講生の個人情報を提供する場合があります。

【受講に関するご案内】
●新型コロナウイルス感染拡大をはじめとする不測の事態の際はオンライン形式に変更する場合がございます。予めご了承ください。

講師陣

名前 櫻井 芳雄
肩書き 同志社大学大学院 脳科学研究科 教授
プロフィール *第1~第3回担当
医学博士。東京都出身。京都大学大学院文学研究科博士課程中退、広島大学総合科学部助手、富山医科薬科大学(現富山大学)医学部助教授、ジョンズ・ホプキンス大学客員助教授、京都大学霊長類研究所助教授、生理学研究所客員助教授(併任)、京都大学文学研究科(心理学)教授などを経て、2015 年より現職。システム脳科学分野 神経回路情報伝達機構部門 部門長。心理学と神経科学を融合することで、記憶や認知などの高次機能に関わる脳の働きを神経細胞と神経回路のレベルから解明しようとしている。主な著書に『考える細胞ニューロン』(講談社/2002)、『脳の情報表現を見る』(京都大学学術出版会/2008)、『脳と機械をつないでみたら』(岩波書店/2013)、『良心から科学を考える』(岩波書店、分担執筆/2021)などがある。
名前 金子 奈穂子
肩書き 同志社大学大学院 脳科学研究科 教授
プロフィール *第4回・第5回担当
博士(医学)。山梨大学医学部卒、山梨大学医学部精神神経医学講座 研修医・医員、山梨大学大学院博士課程、慶應義塾大学医学部生理学教室 共同研究員、井上フェローを経て、2009年より名古屋市立大学大学院医学研究科再生医学分野助教、2018年准教授。脳科学研究によって、成熟した脳が持つ再生能力の可能性と限界を明らかにし、臨床医として直面してきた脳疾患の治療の難しさを克服する手掛かりを掴むことを目指している。2022年4月より現職。病態脳科学分野 神経再生機構部門 部門長。
名前 正水 芳人
肩書き 同志社大学大学院 脳科学研究科 教授
プロフィール *第6回担当
博士(医学)。東京都出身。2002年京都薬科大学薬学部卒業。2004年京都大学大学院医学研究科修士課程修了。2008年京都大学大学院医学研究科博士課程修了。2008年 学振特別研究員(PD)、2010年基礎生物学研究所光脳回路研究部門研究員、2014年助教、2016年東京大学大学院医学系研究科細胞分子生理学教室助教、2018年講師。2018年~2021年JST さきがけ研究員(兼任)。2019年理化学研究所脳神経科学研究センター脳機能動態学連携研究チーム副チームリーダー。2021年より現職。システム脳科学分野 脳回路機能創出部門 部門長。脳機能を回復させるための基盤技術開発をおこなっている。
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