学内講座コード:14111
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主催:
中央大学クレセント・アカデミー [ 中央大学クレセント・アカデミー 後楽園キャンパス (東京都) ]
講座名:
フランス・華麗なる宮殿の美
申し込み締切:
2022年08月25日 (木) 23:30
開催日時:
土曜日
秋期4回 9/24、10/29、11/26、12/7
11:10~12:40
入学金:
-
受講料:
11,800円
定員:
30名
講座回数:
4回
講座区分:
後期
その他:
補足:
-
フランスには国王たちが造営した古城や宮殿が多数現存しています。これらの建築や絵画装飾を鑑賞することを通じて、私たちはそれぞれの時代の美術について、総合的に理解を深めることができます。そこで本講座では、ルネサンスから18 世紀にかけて、ヴァロワ朝、ブルボン朝の国王たちが建造した一連の城や宮殿について、4回にわけてじっくり学びます。
第1回は、フランスのロワール川流域の渓谷に点在する城(シャトー)をめぐります。ルネサンスの君主たちが築いた優美な城を散策しましょう。第2回は、ヴァロワ朝の国王フランソワ1世のもとで建造されたフォンテーヌブロー宮殿とその回廊装飾を中心に取り上げます。第3回のテーマはルーヴル宮殿です。ルーヴルは18 世紀の革命を経て美術館に生まれ変わる以前、国王たちの宮殿でした。最後にヴェルサイユ宮殿やプチ・トリアノンを鑑賞します。ルイ14 世から王妃マリー・アントワネットの時代に至る建築装飾を考察します。毎回、スライドを用いて作品を見ながら、わかりやすく解説していきます。
第1回 ロワールの城
●ロワール地方に点在する古城のうち、フランス・ルネサンス時代にヴァロワ朝の栄華を築いた国王たち、王妃や寵姫にゆかりのある城をめぐります。
第2回 フォンテーヌブロー宮殿
●フランソワ1世の時代の宮廷文化の中心となったフォンテーヌブロー宮殿について取り上げます。
第3回 ルーヴル宮殿
●ヴァロワ朝、ブルボン朝の歴代の国王が作り上げていったルーヴル宮殿の造営の変遷と建築装飾について学びます。
第4回 ヴェルサイユ宮殿
●17 世紀ルイ14 世の時代から、18 世紀ルイ16 世と王妃マリー・アントワネットの時代に至る宮殿装飾を鑑賞します。
土曜日 11:10~12:40
秋期4回 9/24、10/29、11/26、12/7
テキスト レジュメを配布します。
名前 | 小林 亜起子 |
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肩書き | 東京藝術大学講師 |
プロフィール | ローザンヌ大学博士課程修了(博士)、東京藝術大学大学院博士課程修了(博士)、 パリ第10大学修士課程修了(修士)。現在、東京藝術大学講師。 単著:『ロココを織る』(中央公論美術出版)、 共著:Arachné : un regard critique surl'histoire de la tapisserie (Pressesuniversitaires de Rennes)、 『イメージ制作の場と環境―西洋近世・近代美術史における図像学と美術理論』、 『新古典主義美術の系譜』(2点ともに中央公論美術出版)など。 |
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