学内講座コード:232053
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主催:
武蔵野大学 社会響創センター事務課 [ 武蔵野大学 三鷹サテライト教室 (東京都) ]
講座名:
イギリス中世初期の歴史・言語・文学
申し込み締切:
2012年01月16日 (月) 23:30
開催日時:
1月17日(火)~ 2月14日(火)/13:00~14:30
入学金:
-
受講料:
5,000円
定員:
30名
講座回数:
5回
講座区分:
後期
その他:
補足:
-
【講座内容】
西ヨーロッパの多くの地域同様、イングランドも古代において、西暦43年以降ローマ帝国領とされました。しかし古代から中世に移る5世紀初め頃、ゲルマン民族の大移動の一環として、大陸から「アングロ・サクソン人」と後に呼ばれる人々が押し寄せます。彼らはキリスト教を信仰せず、言語はあってもそれを書き記す文字も持たない、従って書かれた文学や記録も無い民族でした。ローマ人から見ると「野蛮人」であり、統一した国家も国家意識も持ち合わせていませんでした。彼らが徐々に国家を形成し、文字文化を得、キリスト教が広まり、そして英文学最初の傑作『ベーオウルフ』を生み出す流れを、歴史、言語、文学の3つの面からお話しします。英語の成り立ちの話もありますが、受講の為に英語力は必要としません。
【講座スケジュール】
第1回 1月17日(火) ローマ帝国領からアングロ・サクソン時代へ
第2回 1月24日(火) 「英語」の始まりと書き言葉の文化
第3回 1月31日(火) 古英詩『ベーオウルフ』と叙事詩
第4回 2月 7日(火) アルフレッド大王とバイキングの時代
第5回 2月14日(火) アングロ・サクソン人の信仰と生活
名前 | 末松 良道 |
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肩書き | 元本学教授 |
プロフィール | 東京都立大学大学院人文科学研究科英文学専攻博士課程満期退学 文学修士 元武蔵野大学教授 中世英文学、特に中世イギリス演劇を研究領域とする。 主な著作・論文として「マリ・ド・フランスの狼男伝説─ビスクラヴレットをめぐって─」(『世界文学』第84号)、「“Deeme Love”、あるいはニコラスの密かな歓び─『カンタベリ物語』における学僧─」(『世界文学』第89号)。 |
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