学内講座コード:23221361
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主催:
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス (東京都) ]
講座名:
地域から見た古代文学【ハイブリッド/対面】 『播磨国風土記』を読む【対面/日本の文化・歴史/文学/】
申し込み締切:
2023年10月19日 (木) 23:30
開催日時:
10月27日(金)、11月10日(金)、11月17日(金)、12月 8日(金)、12月22日(金)、 1月12日(金)/14:00~15:30
入学金:
-
受講料:
15,840円
定員:
30名
講座回数:
6回
講座区分:
後期
その他:
補足:
-
【講座趣旨】
『播磨国風土記』とは、和銅6(713)年の官命をうけて編纂された解(げ)(公文書)で、官命にある五つの項目に従って、郡郷の名を好字に改め、物産品目や土地の肥沃度、地名起源や古老伝承を記しています。国の東側海岸部では天皇巡行や神功皇后に纏わる伝承、西側では伊和大神((いわのおおかみ)や葦原志許乎命(あしはらのしこをのみこと)、渡来神である天日槍命(あめのひぼこのみこと)が活躍する伝承が収められており、記紀神話とは異なる神々の世界が生き生きと描かれています。神も人も播磨国内を移動していくという特徴は、播磨国がいかに陸海交通において重要な地域であったのかを示しています。
この講座では、それら伝承を読み解くことから、播磨国の地理的環境や風土について明らかにしたいと思います。
【特記事項】
お申込みの際は「ハイブリッド/対面」もしくは「ハイブリッド/オンライン」いずれかのページをご確認の上、お手続きをお願いいたします。
※こちらはキャンパス(対面型)で受講希望の方専用の申込ページです。
Zoomによるリアルタイム配信型で受講を希望される方はこちらからお申し込みください。
■申込締切日:10月19日(木)
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
■本講座は、ハイブリッド型の対面式講座です。受講料の割引対象外です。
【講義概要】
第1回 10月27日(金) 加古郡
南?都麻伝承と景行天皇
第2回 11月10日(金) 飾磨郡(1)
十四丘伝承と火明命
第3回 11月17日(金) 飾磨郡(2)
応神天皇の巡行と名づけ
第4回 12月 8日(金) 揖保郡(1)
伊和大神と出雲
第5回 12月22日(金) 揖保郡(2)
交通妨害の神と人々の移動
第6回 1月12日(金) 揖保郡(3)
稲を巡る伝承
【教材】
・配付資料
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 堂野前 彰子 |
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肩書き | 明治大学経営学部兼任講師 |
プロフィール | 明治大学大学院修了、博士(文学)。日本古代文学専攻。古代日本文学における「交換・交易」についての研究を行う一方、韓国文学『三国遺事』や『遠野物語』の研究も行う。著書に『古代日本神話と水上交流』(三弥井書店)、『日本神話の男と女』(三弥井書店)、『『万葉集』の世界』(リバティアカデミーブックレット46)。主な論文に「神話としての「一夜孕み」」、「『古事記』と交易の道」、「遠野昔話の深層」などがある。 |
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