学内講座コード:14220018
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主催:
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス (東京都) ]
講座名:
政治的教養としての憲法
申し込み締切:
2014年09月28日 (日) 23:30
開催日時:
10月 6日(月)、10月20日(月)、10月27日(月)、11月10日(月)、11月17日(月)、12月 1日(月)、12月 8日(月)、12月15日(月)/13:00~14:30
入学金:
3,000円
受講料:
20,000円
定員:
40名
講座回数:
8回
講座区分:
後期
その他:
補足:
-
【講座趣旨】
講座は憲法学習の上級コースです。たしかに国民は義務教育と高等教育ですでに憲法を相当学んでいますから、より深く学びたい人が受講者として想定されています。しかし、さらに上の研究にかかわる大学院の講座ではありません。
ところで、憲法は、国民が持っているべき政治的教養を表わします。すなわち、国民が政治の主人公として政治を動かそうとするときには学習は不可欠であるだけでなく、憲法の理念からも要請されています。というのは、日本の憲法は、世界の人々が「多年にわたる自由獲得の努力の成果」(憲法97条)としたものを継承しているからです。そして、今度は、日本人も、世界的連帯の中でその努力に参与して行くことによって、苦しむ世界の人々が日本人の努力に支えられることもあるでしょう。そう信じたい。
今日日本国憲法は、国民の生活を支えていますが、憲法を改正しようとする政治的な運動も強力にあります。ですから、今憲法とは何かについて、真剣に学習されるべきです。そして、国民の生活にかかわる憲法の学習に際しては、いわば国民の代表者としての受講者と各講義担当者は意見交換をしたいものです。
【講義概要】
第1回 10月 6日(月) 憲法の基本原理と成立過程
第2回 10月20日(月) 平和条項の制定・展開、PKO、国防軍、集団的自衛権
第3回 10月27日(月) 国境・領土
第4回 11月10日(月) 言論とマスメディアの自由
第5回 11月17日(月) 生存権と環境権
第6回 12月 1日(月) 国会、選挙、議院内閣制
第7回 12月 8日(月) 地方自治
第8回 12月15日(月) 憲法の改正
【教材】
レジュメ資料
名前 | 笹川 紀勝 |
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肩書き | 明治大学元法学部教授、国際基督教大学名誉教授 |
プロフィール | 著書『天皇の葬儀』新教出版社、1988年。『自由と天皇制』弘文堂、1995年。『国際共同研究 韓国併合と現代 歴史と国際法からの再検討』共編著、明石書店、2008年。『日本の植民地支配の実態と過去の清算―東アジアの平和と共生に向けて』共編著、風行社、2010年。『憲法の国際協調主義の展開』共編著、敬文堂、2012年など。 |
名前 | 清野 幾久子 |
肩書き | 明治大学法科大学院教授 |
プロフィール |
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