学内講座コード:22120206
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主催:
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
東アジアの仏教文化交流 渡来僧・留学僧の活動と実態にせまる【Zoom/日本の文化・歴史/世界の文化・歴史/その他/】
申し込み締切:
2022年04月19日 (火) 23:30
開催日時:
4月27日(水)、 5月18日(水)、 6月 1日(水)、 6月15日(水)、 6月29日(水)/15:00~16:30
入学金:
-
受講料:
9,900円
定員:
90名
講座回数:
5回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
【講座趣旨】
日本の仏教公伝は6世紀前半の百済の聖明王の時代、そして文字の伝来は百済からの渡来人王仁に代表されえるのをはじめとして、政治・外交・宗教・経済など、あらゆる文化面において朝鮮半島からの渡来人・渡来僧たちは、古代日本の社会の進展と文化の発展に大きな影響を与えました。とくに朝鮮半島からの渡来僧・渡来系の僧侶たちは、聖徳太子の師となった慧慈をはじめ、慧聰・観勒・道昭・慧灌・行基・良弁など、奈良仏教の成立に大きく貢献しました。本講座では、奈良時代における仏教伝来と伝播をめぐって、記紀・典籍・縁起・説話集などの関連資料を通して、渡来僧や留学僧の活動と実態を考察し、東アジアにおける仏教文化交流について、理解を深めて行きたいと思います。
【特記事項】
※本講座はリアルタイム配信型(見逃し配信付き)となります。
■見逃し配信視聴方法(収録動画のストリーミング配信)
各回実施日の翌々日(日・祝日を除く)21時までに会員のページ「マイページ」に公開します。
視聴期限は、最終回の収録動画を公開してから2週間後です。期間中は何度でも視聴できます。
見逃し配信に関する詳細及び注意事項は、下記「オンライン講座ご受講にあたって」をご確認ください。
※お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。
※初めてZoomをご利用になる方は、Zoomご利用ガイドをご覧ください。
■申込締切日:4月19日(火)
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 4月27日(水) 古代日本における文化交流
古代日本と朝鮮半島の三国(高句麗・百済・新羅)との五経博士と僧侶の交流について解説します。
第2回 5月18日(水) 聖徳太子の師となった高句麗僧慧慈
慧慈は推古朝に来朝し、20年間にわたって聖徳太子の師となり、国を越えた二人の交遊を考察します。
第3回 6月 1日(水) 日本最初の僧正となった百済僧観勒
百済から渡来した観勒は、日本に暦本・天文・地理を伝え、日本最初の僧正となった彼の活躍を解説します。
第4回 6月15日(水) 日本三論宗の祖師・高句麗僧慧灌
中国吉蔵に師事し、推古朝に来朝して三論宗の祖師となった慧灌について、三論宗の伝来と寺院の造営などを検討します。
第5回 6月29日(水) 百済僧智蔵の漢詩と老荘思想
慧灌に師事し、三論宗を広めた智蔵について、懐風藻に載る略伝と漢詩を通して、出自と老荘思想を考察します。
【講座をお薦めする方】
古代日本における渡来僧や仏教文化に興味をお持ちの方
【教材】
配付資料
※会員のページ「マイページメニュー」の「オンライン講座視聴・資料ダウンロード」にてダウンロードしていただきます。
名前 | 金 任仲 |
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肩書き | 明治大学文学部兼任講師 |
プロフィール | 明治大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。著書に『古代日本と朝鮮渡来文化』(明治大学リバティアカデミー)、『華厳縁起の研究』(宝庫社)、『華厳縁起―元暁絵・義湘絵』(民俗苑)、『西行和歌と仏教思想』(笠間書院)、『放浪、遍歴、乞食行脚』(創元社、共著)。論文に「新羅僧義湘と善妙の説話」(『文芸研究』118号、2012)、「日本華厳宗祖師・元暁」(『淵民学志』29輯、2018)、「高句麗僧慧慈と聖徳太子」(『文芸研究』139号、2019)、『日本三論宗祖師・慧灌』(『淵民学志』33輯、2020)など。 |
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