学内講座コード:
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主催:
佛教大学 [ 佛教大学オープンラーニングセンター (京都府) ]
講座名:
能へのいざない 能の女心
申し込み締切:
2016年09月13日 (火) 23:30
開催日時:
7月12日(火)、8月9日(火)、9月13日(火)/13:00~14:30
入学金:
-
受講料:
1,000円
定員:
150名
講座回数:
12回
講座区分:
通年
その他:
各1回1,000円
補足:
-
能は六百年以上演じ継がれてきました。それは能の描く世界に、いつの時代の人も共感したからにほかなりません。今年度は能の女心と題して、能に現れた様々な女性の心のひだを見てゆきます。源氏物語、伊勢物語、平家物語など多くの文学作品をもとに、能の中には恋慕、哀傷、狂乱、葛藤など、極限状態の人の真実の姿が現れます。しかも四季折々の風情の中、美しさの中に人の心が描かれます。ビデオの上映や実演などとともに、能の世界の女心のお話をいたします。
■夏期の講座内容
7月12日(火) 巴
平家を都から追い落とした木曽義仲は程なく頼朝に滅ぼされます。義仲は愛する巴を木曽に帰し、生き続けることを命じます。共に死ぬことを許されなかった巴の霊がその執心を語ります。
8月9日(火) 道成寺
父の戯言から修験者を将来の夫と信じた純情な娘は、修験者に気のないことを知り、逃げ込んだ道成寺の鐘もろとも焼き尽くしてしまします。強烈な愛と裏切りへの恨みは、舞台上の極限の表現で表されます。
9月13日(火) 砧
訴訟のため都にとどまる夫を待ち、妻は九州芦屋で三年の日を送っています。季節も秋、人生でも秋にさしかかった妻は、悲しさを紛らわせようと砧を打ちます。世阿弥による詩的世界の傑作です。
※曲目を変更することもあります。何卒ご了承のほどお願いいたします。
※講師の緊急な都合などにより、日程、担当者等を変更する場合があります。
・興味・関心のある回、1回のみの受講も可能です。
・各回の講義内容ならびに会場へのアクセス方法は、当センターホームページに掲載しておりますのでそちらをご覧ください。
名前 | 河村 晴久 |
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肩書き | 能楽師(観世流シテ方) |
プロフィール |
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