学内講座コード:
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主催:
東海大学生涯学習講座事務局 [ 東海大学 ユニコムプラザさがみはら (神奈川県) ]
講座名:
アインシュタインの魅力を味わう ─科学的・人間的な面から
申し込み締切:
2016年05月31日 (火) 23:30
開催日時:
6/10(金)/18:30~20:00
入学金:
-
受講料:
500円
定員:
50名
講座回数:
1回
講座区分:
1回もの
その他:
(当日徴収。ただし資料準備のため事前申込が 必要です)
補足:
-
科学的な面において物理学者アインシュタイン(Albert Einstein : 1879-1955)はものごとを考える基礎を大きく変えた理論、その意味で「魅力的な」理論を作り上げました。時間や空間はものを見る立場で異なること、ものの重さ(質量)はエネルギーと同じであること、重い天体のそばでは光が曲がること、大きな星の爆発による空間のゆがみは地球まで伝わることなどがその内容です。このようなアインシュタインの理論によって原子力エネルギーやGPS などが使えるようになりました。
また、アインシュタインは人間的な面において常識を越えた行動、その意味で「魅力的な」行動をしました。学生時代の同級生と結婚後、もらえるとはわかっていないノーベル賞の賞金を離婚の慰謝料にしたこと、再婚する相手の連れ子にも求婚して断られたことなどがその例です。
一方、アインシュタインについては、劣等生だった、タイムマシンができる理論をつくった、相対性理論でノーベル賞をもらった、原子爆弾をつくったなど誤解が多く存在します。日本人は2002年と2015年にニュートリノという物質でノーベル賞を受賞しましたが、この粒子の存在はアインシュタインの理論が基礎にあります。日本が明治以降取り入れてきた科学、特に物理学の面についてまた人間的な面についてもアインシュタインの魅力を味わいます。
申込期間 2月29日(月)~5月31日(火)
名前 | 板垣 良一 |
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肩書き | 東海大学総合教育センター非常勤講師(元東海大学教授) |
プロフィール | 専門は物理学史。東海大学物理学科卒業、東京大学教養学科卒業、東京 大学大学院科学史修士課程修了。アインシュタインの相対論と物理学者 マッハの思想の関係を研究。『アインシュタイン全集』(プリンストン大 学出版会)にも関わる。アインシュタイン関係のテレビ番組を時々監修。 ○著書:『アインシュタイン、ひとを語る』(東海大学出版会) ○共編:『Ernst Mach’s Science 』(東海大学出版会) |
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