学内講座コード:401113
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
聖書と文学−文学としての詩編−
申し込み締切:
2013年12月31日 (火) 23:30
開催日時:
01/07~01/28(火)/13:30~15:30
入学金:
8,000円
受講料:
14,000円
定員:
30名
講座回数:
4回
講座区分:
その他
その他:
補足:
-
<目標>
旧約聖書の中でも、文学性の香り豊かな抒情詩集の傑作が詩編。その数編を選んで2005年冬から読んでいます。
閉ざされた絶望と開かれた絶望の中で葛藤する人間の魂の吐露―現代に通じる心情が脈打っています。高き文学性は深き信仰への道です。
今年をもって冬講座では詩編を主な作品を選びながら、一応最後の150編まで読了したことになります。
<講義概要>
詩編の珠玉詩からは、周囲の大国から迫害された小民族の悲惨と崇高、挫折と勇気、沈黙と叫びが聞こえます。閉ざされた希望の中で開かれた希望を見出そうとする赤裸々な人間模様があります。「涙をもって種まく者は、喜びの声をもって刈り取る」「わたしは深い淵よりあなたに呼ばわる」など、心の琴線に響く普遍的な叫びがあります。
詩編入門の後に、126、127、130、144、147、150編の6編を読む予定です。
<各回の予定>
第1回 詩編入門、126編
第2回 127、130編
第3回 144、147編
第4回 150編(詩編最後の詩)、詩篇のまとめ
<備考>
テキスト
・現在お手持ちの聖書で結構です。
・ただし、教室では新共同訳聖書(日本聖書協会刊。「旧約続編なし」でも可)を用います。旧約・新約合本は小型3,150円、中型4,515円(小型と中型は、活字の大きさと本の重さが違います)。今回は旧約聖書が中心です。
・聖書のご購入は各自書店でお願いします。
・プリントは随時配付します。
名前 | 中村 匡克 |
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肩書き | 英文学者、工学院大学元教授 |
プロフィール |
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