『茶会記』を繙く(六) 秀吉の島津征伐と戦国武将との茶会

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• 講座詳細

  【講座内容】
  『宗湛日記』天正十五年(1587)六月、島津征伐のため西下した秀吉を支える博多商人神谷宗湛は、多数の戦国大名との茶会を通じてその存在を発揮します。この時期秀吉は博多にて突如「伴天連追放令」を発し、博多の再興を行いますが、茶の湯の持つ政治性が見事に展開されます。この年の十月朔日「北野大茶会」が開催されます。この記録は当時の代表的な茶器や茶会の様子を見ることができます。「茶会記」は、単なる茶会の記録ではなく、その茶会の主客の関係や背後の動向を読み取ることが可能です。茶の湯に初心の方、茶器の知識のない方でも、歴史の動向を読み取る面白さがある講義ですから、お気軽に受講されますように。
  
  【講座スケジュール】
  第1回 4月12日(火) 13:00～14:30 講師：小澤 富夫
  　『宗湛日記』天正15年6月の記録から講読・解説
  第2回 4月19日(火) 13:00～14:30 講師：小澤 富夫
  　『宗湛日記』天正15年6月の記録から講読・解説
  第3回 4月26日(火) 13:00～14:30 講師：小澤 富夫
  　『宗湛日記』天正15年6月の記録から講読・解説
  第4回 5月10日(火) 13:00～14:30 講師：小澤 富夫
  　天正16年3月
  第5回 5月17日(火) 13:00～14:30 講師：小澤 富夫
  　天正16年3月
  第6回 5月24日(火) 13:00～14:30 講師：小澤 富夫
  　天正17年正月   北野大茶会の解説
  第7回 5月31日(火) 13:00～14:30 講師：小澤 富夫
  　「北野大茶会記」を講読・解説
  第8回 6月 7日(火) 13:00～14:30 講師：小澤 富夫
  　「北野大茶会記」を講読・解説

• 備考

• 講師陣

  名前	小澤 富夫
  肩書き	元玉川学園女子短期大学教授
  プロフィール	１９６０年学習院大学大学院人文科学研究科修士課程修了。哲学博士。元玉川学園女子短期大学教授。著書「家訓」（講談社学術文庫）、「武家家訓遺訓集成」（ぺりかん社）、「歴史としての武士道」（ぺりかん社）、「おとなの江戸東京ドリル」（共著、ダイヤモンド社）、「武士としては」（雄山閣）など