名著・名文で学ぶ人間学　歴史の通説と事実、人物像の転換など

※現在、この講座の申し込みは
行っていません。

• 講座詳細

  【講座内容】
  本講座では、余り知られてはいないものの、実は深い叡智を秘め、読む人に感銘を与える名作や名文を選び、そのいくつかをご紹介しながら、「人間とは?」、「人生とは?」、「歴史とは?」、「宗教とは?」といった問題の一端に触れたいと思います。
  
  
  【講座スケジュール】
  第1回　 4月16日（火） 15：00～16：30　講師：川口 洋
  　女性像の転換　山田晶著：「アウグスティヌスと女性」
  
  第2回　 4月30日（火） 15：00～16：30　講師：川口 洋
  　歴史の通説と事実　山本周五郎著：「彦左衛門外記」
  
  第3回　 5月14日（火） 15：00～16：30　講師：川口 洋
  　禅とキリスト教　山田晶著：「創造と悪」
  
  第4回　 5月28日（火） 15：00～16：30　講師：川口 洋
  　禅とキリスト教　山田晶著：「創造と悪」
  
  第5回　 6月11日（火） 15：00～16：30　講師：川口 洋
  　異様な探偵像　チェスタートン著：「ブラウン神父」シリーズ
  
  第6回　 6月25日（火） 15：00～16：30　講師：川口 洋
  　「新しい人」としての真人　奥村一郎著：「真人教育の探求」
  

• 備考

• 講師陣

  名前	川口 洋
  肩書き	学習院大学名誉教授
  プロフィール	学習院大学文学部独文科卒業。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了後、学習院大学で45年間、教鞭を取る。その間、文学部教授と学校法人学習院常務理事を兼務。定年退職後に日本信徒マリアニスト共同体（MLC）会長を務める。専攻分野は「言語借用の諸過程の研究」で、特にキリスト教に改宗した古代ドイツのゲルマン語にラテン語やギリシャ語の宗教用語がいかに受容されていったかを解明した。著書：「キリスト教用語独和辞典」、「ドイツ文法用語辞典」、「郁文堂独和辞典」（共著）など、翻訳にオトー・べハーゲル「ドイツ語学概論」（共訳）、ウェルナー・ゲッツ「中世の日常生活」（共訳）など多数。