『平家物語』を味読する ―源平系伝本(長門本)を中心として―

※現在、この講座の申し込みは
行っていません。

• 講座詳細

  【講座内容】
  中世の歴史文学『平家物語』を、語りの台本である覚一本とは異なる源平系(読み本)伝本で読み解く試みを進めています。方法は伝本間の差を視野に入れながら、当時の歴史資料を参考にして史実と史実離れを跡づけて、歴史文学とは何かを考えることを目的としています。ご一緒に従来とは一味違う『平家物語』世界を探索しようではありませんか。講座の中では平曲演奏や朗読もお楽しみいただけます。
  
  【講座スケジュール】
  第1回 4月19日(火) 13:30～15:00 講師：麻原 美子
  　義経、平家追討に屋島へ発向
  第2回 5月10日(火) 13:30～15:00 講師：麻原 美子
  　屋島での源平の攻防戦
  第3回 5月24日(火) 13:30～15:00 講師：麻原 美子
  　壇ノ浦の決戦で敗れて入水する平家
  第4回 6月 7日(火) 13:30～15:00 講師：麻原 美子
  　生捕られた平家の人々のその後
  第5回 6月21日(火) 13:30～15:00 講師：麻原 美子
  　凱戦将軍義経の暗転する運命
  第6回 7月 5日(火) 13:30～15:00 講師：麻原 美子
  　宗盛・重衡の処刑

• 備考

• 講師陣

  名前	麻原 美子
  肩書き	日本女子大学名誉教授
  プロフィール	１９６６年東京教育大学大学院文学研究科博士単位修得。文学博士。日本女子大学名誉教授。前聖徳大学教授、現同大学非常勤講師。著書「幸若舞曲考」「新日本古典大系“舞の本”」「長門本平家物語の総合研究」など。