学内講座コード:16B1600100
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主催:
神奈川大学 [ 神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス) (神奈川県) ]
講座名:
連続講演会 社会の希望──困難のなかから
申し込み締切:
2016年10月01日 (土) 23:30
開催日時:
10月15日(土)、10月22日(土)、12月10日(土)、 1月14日(土)、 2月 4日(土)/13:00~14:30
入学金:
-
受講料:
10,000円
定員:
60名
講座回数:
5回
講座区分:
後期
その他:
9000(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足:
-
【講座内容】
日本社会は、いま歴史的な困難のなかにある。それは、貧困や格差をはじめ、社会、労働、若者、家族など、さまざまな面で生きづらさとなってあらわれている。その底流には、多様性、異質性を受け入れにくい不寛容社会が広がっている現実もある。一方、そのような社会のなかに、若者を含めて、新しい社会運動や可能性も生まれている。今回の連続講演会では、そんな日本社会の困難のなかから、未来への社会の希望を見つめていきたい。
■連続講演会は、毎学期、共通するテーマのもと、各界の一線で活躍する講師を招いて開催しています。
【講座スケジュール】
第1回10月15日(土) 感情の劣化に抗う唯一の道
第2回10月22日(土) この20 年で破壊されてきた労働や生活、広がる困難や生きづらさについて
第3回12月10日(土) 日本社会の変容と課題―教育・仕事・家族をどう結びなおすか―
第4回 1月14日(土) 希望格差社会、その後
第5回 2月 4日(土) 書くことの希望
【備考】
この講座は5回コースですが1回ずつのお申し込みが可能です。
ご希望の日程を選び、以下よりお申し込みください。
1回の受講料は2,000円となります。
※10月15日(土) 感情の劣化に抗う唯一の道
※10月22日(土) この20年で破壊されてきた労働や生活、広がる困難や生きづらさについて
※12月10日(土) 日本社会の変容と課題―教育・仕事・家族をどう結びなおすか―
※2017年1月14日(土) 希望格差社会、その後
※2017年2月4日(土) 書くことの希望
名前 | 宮台 真司 |
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肩書き | 社会学者、首都大学東京教授 |
プロフィール | 1959 年仙台市生まれ。東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。社会システム理論専攻。東京外国語大学専任講師、東京都立大学人文学部社会学科助教授を経て現職。89年、博士論文の『権力の予期理論』(勁草書房)で、硬質な社会システム理論家として高い評価を得る。著書に『制服少女たちの選択』(講談社)、『終わりなき日常を生きろ』(筑摩書房)、『援交から天皇へ』(朝日新聞社)、『絶望から出発しよう』(ウェイツ)、『亜細亜主義の顛末に学べ』(実践社)、『絶望 断念 福音 映画』(メディアファクトリー)、『14歳からの社会学 これからの社会を生きる君に』(世界文化社)、『日本の難点』(幻冬舎新書)ほか多数。 |
名前 | 雨宮 処凛 |
肩書き | 作家、社会活動家 |
プロフィール | 1975 年北海道生まれ。2000 年に自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版)でデビュー。若者の「生きづらさ」などについての著作を発表する一方、イラクや北朝鮮への渡航を重ねる。現在は新自由主義のもと、不安定さを強いられる人々「プレカリアート」問題に取り組み、取材、執筆、運動中。『反撃カルチャープレカリアートの豊かな世界』(角川文芸出版)、『雨宮処凛の「生存革命」日記』(集英社)、『プレカリアートの憂鬱』(講談社)など著書多数。2007 年『生きさせろ!難民化する若者たち』(太田出版)でJCJ 賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞。 |
名前 | 本田 由紀 |
肩書き | 教育社会学者、東京大学大学院教育学研究科教授 |
プロフィール | 1964 年徳島県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。博士(教育学)。日本労働研究機構研究員、東京大学社会科学研究所助教授等を経て、2008 年より現職。専門は教育社会学。著書に『若者と仕事』(東京大学出版会)、『多元化する「能力」と日本社会』(NTT 出版、第6 回大佛次郎論壇賞奨励賞)、『「ニート」って言うな!』(共著、光文社新書)、『「家庭教育の」隘路』(勁草書房)、『軋む社会』(双風舎)、『教育の職業的意義』(ちくま新書)、『学校の「空気」』(岩波書店)、『釈迦を結びなおす』(岩波ブックレット)、『もじれる社会』(ちくま新書)などがある。 |
名前 | 山田 昌弘 |
肩書き | 社会学者、中央大学教授 |
プロフィール | 1957 年東京都生まれ。東京大学大学院社会学研究科修了。東京学芸大学教育学部教授を経て、中央大学文学部教授 。専門は家族社会学、感情社会学、ジェンダー論。「パラサイト・シングル」や「格差社会」、「婚活」といった概念を提唱。著書には「近代家族のゆくえ」(新曜社、1994 年)、「パラサイト・シングルの時代」(ちくま新書、1999 年)「希望格差社会」(ちくま文庫、2004 年)「迷走する家族」(有斐閣、2005 年)「少子社会日本」(岩波新書、2007 年)「婚活時代」(共著、ディスカヴァー21,2008 年)『なぜ日本は若者に冷酷なのか』(東洋経済新報社、2013 年)『家族難民』(朝日新聞出版、2014 年)など多数。近著に『女性活躍後進国ニッポン』(岩波ブックレット2015 年)、読売新聞「人生案内」回答者、毎日新聞「くらしの明日」レギュラー、日本学術会議連携会員。内閣府男女共同参画会議専門委員、東京都社会福祉審議会委員など。 |
名前 | 星野 智幸 |
肩書き | 小説家 |
プロフィール | 1965年米国ロサンゼルス市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。新聞社勤務後、メキシコに留学。1997 年『最後の吐息』で第34回文藝賞受賞して、小説家デビュー。2000年『目覚めよと人魚は歌う』で第13 回三島由紀夫賞受賞。2003年『ファンタジスタ』で第25回野間文芸新人賞受賞。2011年『俺俺』で大江健三郎賞受賞。2015年『夜は終わらない』で第66回読売文学賞受賞。最新刊に『呪文』。 |
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