学内講座コード:13A1612301
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主催:
神奈川大学 [ 神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス) (神奈川県) ]
講座名:
藤原道長の日記を自分で読んでみる 寛弘元年晩春・初夏の『御堂関白記』にじっくり取り組む
申し込み締切:
2013年06月05日 (水) 23:30
開催日時:
6月 6日(木)、 6月13日(木)、 6月20日(木)、
6月27日(木)、 7月 4日(木)、 7月11日(木)、
7月18日(木)、 7月25日(木)
15:00~16:30
入学金:
-
受講料:
12,500円
定員:
30名
講座回数:
8回
講座区分:
前期
その他:
11200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足:
-
【講座内容】
あの藤原道長の日記を、原文のまま、ご自分で読んでみませんか。初めて挑戦する方でも、それほど王朝時代(平安時代の中頃)に馴染みのない方でも、だいたい大丈夫です。
藤原道長といえば、王朝時代の貴族社会を支配した権力者であるとともに、王朝時代に華麗な文化を花開かせたパトロンでもあります。かの『源氏物語』にしても、紫式部が藤原道長の手厚い庇護のもとに完成させた物語なのです。
そんな藤原道長が、かなり長い期間に及ぶ日記を残しています。それは、現在、一般に『御堂関白記』という名称で知られている漢文日記ですが、わが国の国宝であるうえに、一時はユネスコの「世界記憶遺産」の候補でもありました。
そして、この『御堂関白記』を読むことは、それほど難しくはありません。本講座では、漢文の読み方についてはもちろん、王朝時代の社会や文化などについても、講師が初歩の初歩からしっかりとレクチャーしていきます。したがって、初めて挑戦する方でも問題ありません。
どうぞ、この機会に、他のみなさんや講師と一緒に、藤原道長の日記を読むことにチャレンジしてみてください。
【講座スケジュール】
第1回 6月 6日(木) 寛弘元年三月一日から七日まで
藤原道長の自筆の日記/道長政権の中心メンバーたち
第2回 6月13日(木) 三月十二日まで
皇后定子の忘れがたみ/僧侶の人事/賀茂川の治水工事
第3回 6月20日(木) 三月十五日まで
法興院万燈会/天変の秘密報告書/殺人犯逮捕
第4回 6月27日(木) 三月二十三日まで
盗人/皇太子の荘園の住人たち/受領たちの出立のあいさつ
第5回 7月 4日(木) 三月二十六日まで
宇佐八幡宮の神人たち/訴えられた大宰権帥/道長の妻が主催する仏事
第6回 7月11日(木) 三月末日まで
花山法皇の花見/法皇に和歌を献上する道長/宇佐八幡宮の「女官」
第7回 7月18日(木) 四月一日から十九日まで
こじれる宇佐八幡宮問題/被告人からの賄賂/鹿の闖入/馬を借りに来る人々
第8回 7月25日(木) 四月末日まで
賀茂祭/花山法皇の皇子たち/こじれ続ける宇佐八幡宮/貴公子たちの遊興
名前 | 繁田 信一 |
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肩書き | 神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、神奈川大学外国語学部講師(日本史/民俗学) |
プロフィール | 1968年東京都生まれ。1991年東北大学卒業。1993年東北大学大学院修了。修士(文学)。2003年神奈川大学大学院修了。博士(歴史民俗資料学)。著書に『天皇たちの孤独』『殴り合う貴族たち』『御堂関白記 藤原道長の日記』『御曹司たちの王朝時代』『庶民たちの平安京』(以上、角川学芸出版)、『王朝貴族の悪だくみ』(柏書房)、『かぐや姫の結婚』(PHP研究所)、『紫式部の父親たち』(笠間書院)、『王朝貴族のおまじない』(ビイング・ネット・プレス)、『陰陽師』(中央公論新社)、『陰陽師と貴族社会』『平安貴族と陰陽師』『呪いの都 平安京』『安倍晴明』(以上、吉川弘文館)など。 |
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