学内講座コード:310326
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
一神教はどのように世界を変えたのか エルサレムから世界宗教史を展望する
申し込み締切:
2022年04月10日 (日) 23:30
開催日時:
4月12日(火)~ 6月14日(火)/15:00~16:30
入学金:
8,000円
受講料:
26,730円
定員:
36名
講座回数:
9回
講座区分:
前期
その他:
ビジター価格 30,739円
補足:
-
【目標】
大きく二つの問いを立てて、歴史的展開の中で、考察していきたいと思います。
1.エルサレムの聖性は3つの一神教において共通なのか、それとも、教義の違いはその聖性のあり方にも影響を与えているのか。
2.聖地を求める人間の精神は普遍的なのか。世俗化時代に、この地上に聖なる理想郷をもつ欲求はどういう形で変遷していくのか。
【講義概要】
人類の昨今の3000年の歴史を振り返り、世界観の拡大と一神教の広がりを見直しつつ解説します。世俗的グローバル化の時代を迎えた今、人類と宗教の未来をともに考えていきたいと思います。主な講義内容は以下の通りです。エルサレムという宗教都市の今昔、3つの一神教徒が暮らす聖域/ソロモン神殿、古代イスラエル王国の滅亡/ギリシア文化の衝撃、マカベア戦争・死海文書・ヘロデ王/イエスのエルサレム巡礼/ローマによる植民市化、ユダヤ的なものの破壊と排除/キリスト教都市に生まれ変わったエルサレム/十字軍の敗北とサラディンのイスラム的寛容/欧米列強垂涎の的、新旧のキリスト教の参集/現代、帰ってきたユダヤ人統治の正当性を問う
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 4/12(火) 歴史の町・宗教都市の今昔物語:概説
第2回 2022/ 4/19(火) ソロモン神殿は、崩壊後どうなったか
第3回 2022/ 4/26(火) ギリシア文化の衝撃:マカベア戦争・死海文書・ヘロデ王
第4回 2022/ 5/10(火) イエスのエルサレム巡礼は春の例大祭
第5回 2022/ 5/17(火) ローマによる植民市化:ユダヤ的なものの破壊と排除
第6回 2022/ 5/24(火) キリスト教都市に生まれ変わったエルサレム
第7回 2022/ 5/31(火) 十字軍の敗北とサラディンのイスラム的寛容
第8回 2022/ 6/ 7(火) 欧米列強垂涎の的:新旧のキリスト教の参集
第9回 2022/ 6/14(火) 現代のエルサレム:帰ってきたユダヤ人統治の正当性を問う
【テキスト・参考図書】
テキスト
『ふくろうの本?図説ユダヤ教の歴史』(河出書房新社)(ISBN:978-4309762302)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 市川 裕 |
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肩書き | 東京大学名誉教授 |
プロフィール | 法学を学んだ後、一生の仕事として聖書研究を志し宗教学の大学院で旧約聖書を学ぶが、イエス時代のユダヤ教に強く惹かれ、ヘブライ大学に留学し律法研究に取り組む。現地のシナゴーグで1年間毎朝の礼拝に出て感銘を受ける。著書に『ユダヤ教の精神構造』(東京大学出版会)、『ユダヤ人とユダヤ教』(岩波新書)など。 |
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