学内講座コード:2131K001
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主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
初めての自然破壊 上代文学に見る「古代人」と「自然」の一側面
申し込み締切:
2021年10月06日 (水) 23:30
開催日時:
10月7日(木)~10月28日(木)/19:00~20:30
入学金:
3,000円
受講料:
10,100円
定員:
15名
講座回数:
4回
講座区分:
後期
その他:
補足:
-
【講座内容】
古代文学の講義をしていると、「古代人は自然を大切にしていた」といった感想をいただくことがあります。しかし、実際に八世紀頃の文献を読むと、そうも言えない場面に出くわします。現代の自然破壊と同等とは言えないかもしれませんが、上代文学にも自然を改造する記述があり、そこには自然を従属させる意識も垣間見えます。この講義では、印象で語られることが多い古代の自然観について、具体的な文献を元に考えることを試みます。
【講座スケジュール】
第1回 10-07 19:00~20:30
第2回 10-14 19:00~20:30
第3回 10-21 19:00~20:30
第4回 10-28 19:00~20:30
※毎回感想に対するリアクションを予定しています
単位数:1単位
名前 | 服部 剣仁矢 |
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肩書き | 東京都立大学人文社会学部 助教、大東文化大学 非常勤講師 |
プロフィール | 1987年生まれ。首都大学東京(現 東京都立大学)大学院人文科学研究科博士後期課程修了。文学博士。現在は東京都立大学人文社会学部日本文学教室助教(有期)、大東文化大学非常勤講師。専門は『古事記』を中心とした上代文学。主に刀剣等の武器のテキストにおける意味性や、それに関わるテキスト内の相互参照性について研究している。自身の常識や先入観では収まらない古典文学の様相に興味がある。主な論文は、「生者のような死者―行路死人歌が歌う死者の姿」( 『都大論究』51号2014年6月)、「『古事記』における草那芸剣―剣の遍歴譚として読む試み」(『古代文学』55号2016年3月)「剣(つるぎ)―『古事記』応神記における大雀の佩刀を讃美する吉野国主等の歌」(吉田修作編『ことばの呪力―古代語から古代文学を読む―』おうふう・2018年3月) |
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