学内講座コード:14B1613301
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主催:
神奈川大学 [ 神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス) (神奈川県) ]
講座名:
水墨画の四大巨匠を紐解く 日本絵画シリーズ その3
申し込み締切:
2014年09月24日 (水) 23:30
開催日時:
10月 8日(水)、10月15日(水)、10月22日(水)、10月29日(水)、11月 5日(水)、11月12日(水)、11月19日(水)、11月26日(水)/10:30~12:00
入学金:
-
受講料:
12,500円
定員:
30名
講座回数:
8回
講座区分:
後期
その他:
11200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足:
-
【講座内容】
桃山の巨匠たちが描いた大画面障屏画の作品群はその華やかさゆえに、一種特別な作品と見られなくもありません。しかしその源流には、中国南宋期の画院画家の作品などを受け入れた新しい表現法「水墨画」の世界がありました。中国絵画のなかでも「真を描く」と評価されてきたこの水墨画を、日本の画人たちはどのように受け止め、そしてどのように消化し、いかにして「日本的水墨画」として成立させていったのでしょう?
中世の禅宗寺院の厳しい修行の雰囲気の中でとかく難しそうに感じられる「初期水墨画」の世界とこれを描いたとされる巨匠たちの姿を、日本人の現代生活の中に垣間見える生活習慣につながる建築や装飾のあり様を含めて、やさしく紐解いていきたいと思います。
そのような中から日本人の持つ独特の芸術的感性を見出し得たなら幸いです。
【講座スケジュール】
第1回10月 8日(水) 日本への水墨画の導入
詳細:日本人好みの中国水墨画と南宋画院の画家たち
日本に初めて芸術を飾る空間が生まれた~書院造りの成立と「日本家屋の構造」
第2回10月15日(水) 禅僧・伝説の絵師「黙庵霊淵」を知っていますか?
詳細:中国に師を求め、無念のうちに彼の地で客死した「牧谿の再来」と称された画僧
第3回10月22日(水) 大巧如拙~「大巧なること拙なるが如し」を画名とした画僧
詳細:名作『瓢鮎図』と日本水墨画の黎明期
第4回10月29日(水) 天章周文~相国寺の都管で幕府の御用絵師~
詳細:五山の禅僧たちと造りあげた詩画軸の代表作『竹斎読書図』の世界
如拙に学び雪舟に伝えた日本水墨画の巨匠・継承者
第5回11月 5日(水) 吉山明兆
詳細:東福寺で一画僧を貫いた反骨の画人
禅僧の心を描いた画僧「兆殿司」の見事な厭世観
第6回11月12日(水) 雪舟等楊(1)
詳細:日本水墨画の大成者・その生涯と中国留学・伝承の中に見える禅僧雪舟の気概
第7回11月19日(水) 雪舟等楊(2)
詳細:帰国後の活動・大内氏との関わりと雲谷庵 国宝『山水長巻』を巡って
『天橋立図』『四季花鳥図屏風』に見る日本の景観への憧憬
第8回11月26日(水) 雪舟以後
詳細:雪舟の弟子たち、小栗宗湛・同朋衆三阿弥・そして狩野正信へ
雪舟を継承することこそ、日本絵画発展の唯一の道程
名前 | 藤浦 正行 |
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肩書き | NPO美術研究センター副理事長、美術Academy&School講師 |
プロフィール | MOA美術館学芸課長、太田記念美術館事務局長を経て、現在はNPO美術研究センター副理事長。美術Academy& School講師。専門は日本彫刻史、仏教絵画史。都内近郊カルチャーセンター等で活躍。著書に『岩佐又兵衛』(新潮社)。 |
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