学内講座コード:DHS101
この講座について質問する※現在、この講座の申し込みは
行っていません。
主催:
テンプル大学ジャパンキャンパス [ テンプル大学ジャパンキャンパス (東京都) ]
講座名:
日本女性史:女帝からデスペラートな妻たちまで―日本女性史から学ぶ、デスペラートな女から脱出するいくつかの方法
申し込み締切:
2012年09月28日 (金) 23:30
開催日時:
9/21~11/30(金)
*途中入校可
学期開始後2回目の授業が開始される前までにお申し込み手続きを完了してください。
19:10-21:00
入学金:
10,500円
受講料:
43,400円
定員:
―
講座回数:
10回
講座区分:
その他
その他:
2012年秋学期限定「お友達紹介キャンペーン」実施中!詳細は生涯教育プログラムオフィスまでお問い合わせください。 会社にお勤めの方にはFriend of TUJ(企業)特別割引のご利用をお勧めします。(入学金免除および受講料割引の特典あり)
補足:
-
古代の日本社会は母系制だったと言われます:男性は夜になると恋人の家を訪れ、朝になると戻って行き、生まれた子供たちは母親の元で育てられました。女性のシャーマンや強力な女性地方リーダーたちもいました。
女性は日本史を通じて重要な役割を果たしてきたことは明らかです。奈良時代(710−794)には八代の女帝が、江戸時代(1600−1868)には二代の女帝がいました。江戸の大奥女中たちはりっぱなキャリアウーマンで、時として下級の武士よりもはるかに高給取りだったのです。1918年には漁師の妻たちの不平から出発して、政府に抗議する全国的な騒動が巻き起こりました。一方で、徹底して従順な武士の妻たちや貧しさゆえに売られた女の子たちの秘話は日本史に暗い影を投げかけています。大正時代にはフェミニストの平塚らいてうが、かつて女性は人々の太陽であり希望だったのに、今は月のような存在になってしまったと嘆きました。
今日の恵まれた主婦やキャリアウーマンですら、戦後の豊かさを享受しながらも、出口を求めてデスペラートな気持ちで日々模索をつづけています。―このコースは、日本女性史に輝く女性たちの闘いぶりを探求し、その豊かな知的・精神的遺産から学ぶ試みです。
授業はすべて英語で行われます。
名前 | Miyako Okahara |
---|---|
肩書き | |
プロフィール | (英語のみ)Miyako Okahara is a historian of women in Japan. Her interest is in comparative philosophy in terms of traditions and changing political/social ideas that have affected women's empowerment in Japanese society. Graduating from Tsuda Women's College, she worked for several years for NHK in the TV/radio program production sector. She has a PhD in History from Cambridge University, UK, and a Master of Arts degree in Comparative Philosophy from New York University, USA. She was a Visiting Fellow to Linacre College, Oxford University, UK, for two years until 2009 and during that period published two books with a focus on women's activities interrelated with the post-war Japanese media. She has taught at several universities and is currently working on a new book. |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.