学内講座コード:340502
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
仏像の光と闇 ― 江戸、武蔵野編 ― 呪術と秘教の東国世界
申し込み締切:
2016年02月11日 (木) 23:30
開催日時:
2月18日(木)~ 3月10日(木)/19:30~21:00
入学金:
8,000円
受講料:
9,461円
定員:
30名
講座回数:
4回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 10,886円
補足:
-
【目標】
仏像の基礎知識を再確認しながら、歴史の陰で必要とされてきた仏像の役割を理解します。今回は江戸と武蔵野に残る仏像を軸に、古人が託した祈り、呪いの歴史を考察します。
【講義概要】
東京には、おぞましい姿の異形仏や謎めいた仏像が多数存在します。その背景には、古人の思惑、欲望や呪いが見え隠れします。本講座では、武蔵野(多摩地域)と江戸に着目し、そこに鎮座する神像を、朝廷や幕府が用いた「呪いの装置」としてとらえ、時代背景と仏像の関連を考察します。そこには仏教だけでなく神道や陰陽道など幅広い視野が含まれ、神仏習合の思想に基づいています。初歩的な話を交えて進めますが、「仏像の光と闇―基本から学ぶ仏像秘話―」(340501)とあわせて受講すればより理解が深まります。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 2/18(木) ヤマトの進出と薬師如来 ― 武蔵国府、国分寺、調布
第2回 2016/ 2/25(木) 異形の権現と山岳信仰 ― 青梅、高尾、八王子、目黒
第3回 2016/ 3/ 3(木) 江戸の秘教政策と破壊神・大黒天
第4回 2016/ 3/10(木) 古墳と交わる神仏たち
【テキスト・参考図書】
参考図書
『仏像にインタビュー(電子版)』(ディスカヴァー・トゥエンティーワン)(1,200円)
名前 | 宮澤 やすみ |
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肩書き | 神仏研究家 |
プロフィール | 1969年神奈川県出身。立教大学卒。仏像ナビゲーターとして、トーク、執筆、仏像めぐり、イラスト、音楽など幅広い分野で寺社や仏像の楽しさ、奥深さを伝えている。小唄師範で、音楽活動も精力的に行う。著書に『仏像にインタビュー』(実業之日本社)、『東京仏像さんぽ』(明治書院)、『お寺にいこう』(河出書房新社)など。 |
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