学内講座コード:320406
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
和ガラスの魅力 瑠璃から切子へ
申し込み締切:
2014年07月03日 (木) 23:30
開催日時:
7月10日(木)~ 7月31日(木)/13:00~14:30
入学金:
8,000円
受講料:
9,200円
定員:
30名
講座回数:
4回
講座区分:
通年
その他:
ビジター価格 10,500円
補足:
-
【目標】
今は身近にあふれているガラス製品ですが、日本には他国と比べて独特の発展を遂げてきたガラスづくりの歴史があります。近年「和ガラス」と呼ばれるようになった、和の美意識にあふれる品々をつうじて、日本人のガラスにたいする心情、制作技術、使われ方などを学び、その魅力を再認識していくことを目標とします。
【講義概要】
日本でのガラスの歴史は外国から交易品としてもたらされた弥生時代に始まり、7世紀後半からは玉類の本格的国内生産がみられました。仏教隆盛の時代には「瑠璃」とよばれ、宗教的な意味づけのもとに膨大なガラス玉類が堂内や仏像の装飾に使われました。いっぽう、制作が難しいガラス容器の国産はようやく江戸時代に軌道に乗り、海外からの限られた情報の中で工夫を重ね、「びいどろ」とよばれた優美な吹きガラスや、更には江戸切子、薩摩切子といった日本が世界に誇る高度な工芸ガラスが誕生します。明治維新後は西洋の技術をとりいれて産業的に発展しますが、その中からも優れた職人技術と日本的感性をいかした近代的工芸ガラスが生まれました。こうした歴史を顧みることで、「和ガラス」の魅力とは何かを探っていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2014/ 7/10(木) 古代のガラス玉文化と仏教文化における「瑠璃」
第2回 2014/ 7/17(木) 江戸時代のガラス(1)びいどろ
第3回 2014/ 7/24(木) 江戸時代のガラス(2)江戸切子と薩摩切子
第4回 2014/ 7/31(木) 明治・大正・昭和初期のガラス
名前 | 井上 曉子 |
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肩書き | 東海大学講師 |
プロフィール | 東京芸術大学大学院美術研究科修了。専門分野は美術史、ガラス工芸史。著書に『薩摩切子』(びいどろ史料庫)、『ガラスのはなし』(技報堂出版)、『ガラスの歴史』(共訳・西村書店)などがある。 |
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