学内講座コード:230234
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校 (東京都) ]
講座名:
日清・日露戦争を知る なぜ戦争が起こり、国内や世界にどのような影響を与えたのか
申し込み締切:
2017年10月01日 (日) 23:30
開催日時:
10月 3日(火)~12月 5日(火)/15:00~16:30
入学金:
8,000円
受講料:
29,160円
定員:
50名
講座回数:
10回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 33,534円
補足:
-
【講義概要】
明治政府は、ロシアの南下に強い脅威を抱き、北海道に屯田兵を配置するとともに、朝鮮半島への勢力拡大をはかるが、その過程で宗主国の清朝と対立していき、ついには日清戦争に発展する。戦争に大勝して初めての植民地を獲得するしたものの、ロシアが干渉に乗り出し、遼東半島の返還を余儀なくされる。さらには日清戦争に勝利して独立国であることを清朝に承認させた朝鮮で、親ロシア政権が生まれ、満州もロシアが占拠してしまう。こうしてロシアの南下が進むなか、明治政府は日英同盟を背景に外国政策で解決をはかろうとするが、結局うまくいかず、ついに日露戦争が勃発し、これまで日本が経験したことのない大規模な戦争がはじまる。
この日清・日露戦争において、国民・マスコミ・政府がどのような動きを見せたのか、兵士はいかに戦い、郷土はそれを援護していったのかを詳しく語る予定である。また、旅順や奉天会戦、日本海海戦などの最新学説も話す予定である。さらに司馬遼太郎の『坂の上の雲』でもおなじみの乃木希典、児玉源太郎、秋山真之などの史実についても語っていきたいと考えている。
【各回の講義予定】
第1回 2017/10/ 3(火) 日清戦争への道
第2回 2017/10/10(火) 日清戦争の勃発と戦闘過程
第3回 2017/10/17(火) 下関条約と三国干渉
第4回 2017/10/24(火) 日英同盟と日露協商
第5回 2017/10/31(火) 世論と日露戦争の勃発
第6回 2017/11/ 7(火) 日露戦争の過程
第7回 2017/11/14(火) 出征兵士と留守家族
第8回 2017/11/21(火) 『坂の上の雲』の真実
第9回 2017/11/28(火) ポーツマス条約と日比谷焼打ち事件
第10回 2017/12/ 5(火) 日露戦後の日本社会
【ご受講に際して】
◆授業では、毎回レジュメを配布するとともに、当時の史料の実物なども紹介します。また、パワーポントなどを使用して、当時の写真や資料などを見せたいと思います。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 河合 敦 |
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肩書き | 多摩大学客員教授、早稲田大学講師 |
プロフィール | 1965年生まれ。早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学(日本史専攻)。現在は多摩大学客員教授、早稲田大学教育学部・非常勤講師として教鞭をとる。テレビやラジオなどメディア出演も多数。近著に「変と乱の日本史」(光文社)「「お寺」で読み解く日本史の謎」(PHP)がある。 |
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