学内講座コード:310716
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
スポーツが作ったアメリカ 実験国家の社会形成と文化創造
申し込み締切:
2019年04月04日 (木) 23:30
開催日時:
4月6日(土)~5月25日(土)/15:00~16:30
入学金:
8,000円
受講料:
17,496円
定員:
24名
講座回数:
6回
講座区分:
前期
その他:
ビジター価格 20,120円
補足:
-
【目標】
・アメリカ発祥の競技に込められた意味を理解する。
・スポーツがアメリカの社会変革を先導できた経緯を理解する。
・民主主義と共同体の媒介としての米国スポーツの機能を理解する。
・今後の日本におけるスポーツと社会の関係を考える。
【講義概要】
人為的集団統合を宿命づけられた実験国家であるアメリカでは、日本人の想像以上にスポーツが大きな存在感を持っています。野球やアメリカンフットボール、バスケットボールなどアメリカ生まれの競技のルールや理念がどのようにアメリカ的価値観を反映しているのか、また、人種差別や性差別など現実の社会問題の解決に向けてスポーツはいかなる役割を果たしてきたのか、さらには、スポーツが地域社会のあり方にどのような影響を与えたのかを紹介し、スポーツの持つ社会形成と文化創造の可能性について考えます。ラグビーW杯やオリンピック・パラリンピックの自国開催という大きな節目を迎えるに当たって、今後の日本はスポーツを社会の中でどう位置づけていくべきなのか、アメリカの事例から未来の日本のためのヒントを探ります。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/ 6(土) スポーツからその国の特質を考える
第2回 2019/ 4/13(土) アメリカ独自の競技理念の誕生とその射程
第3回 2019/ 4/20(土) スポーツが先導したアメリカ社会の変革
第4回 2019/ 5/11(土) 文化的公共財としてのアメリカのスポーツ
第5回 2019/ 5/18(土) スポーツビジネスの責務
第6回 2019/ 5/25(土) 私たちはスポーツとどう向き合うべきか
【ご受講に際して】
◆授業内容が理解しやすくなるよう、第二回目以降はテキストの該当箇所を事前に目を通しておくとよいでしょう。該当箇所は授業で指示します。
◆アメリカやスポーツに関心がある方はもちろん、それらから縁遠かった方にも十分理解できるよう配慮しますので、アメリカ史や競技のルールへの知識が乏しくても大丈夫です。
◆スポーツは好きだが今まであまり深く考えたことがなかったという方や、アメリカには関心があるがスポーツはよく知らないといった方が、もう一歩踏み込んだスポーツ理解、アメリカ理解に到達し、自分の周囲の世界を見つめ直すヒントをつかんでもらうことが、この講義のねらいです。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『スポーツ国家アメリカ ー 民主主義と巨大ビジネスのはざまで』(中公新書)(ISBN:978-4121024794)
参考図書
『実験国家アメリカの履歴書 ー 社会・文化・歴史にみる統合と多元化の軌跡(第2版)』(慶應義塾大学出版会)(ISBN:978-4766423907)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 鈴木 透 |
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肩書き | 慶應義塾大学教授 |
プロフィール | 専門は、アメリカ文化研究、現代アメリカ論。映画、スポーツ、食文化、空間デザインなどの切り口からアメリカ的創造力の特質を分析するとともに、史跡やモニュメントなど公共の場における記憶表現の変化から、非WASP多数派社会へと向かいつつある現代アメリカの動向を研究している。 |
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