ブッダ最後の教え 大般涅槃経を読み解く

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• 講座詳細

  【目標】
  パーリ語の「大般涅槃経(マハー・パーリニッバーナ・スッタンタ)」は、弟子や在家信徒らへの説教と対話が生々しく描かれています。このお経を学習することは、ブッダの肉声を聞くことになります。そして、あなたの心の灯明になることでしょう。
  
  【講義概要】
  経典は6章26に分れ、第1章は王舎城の霊鷲山上の説法から始まる。ガンジス川を渡り、パーヴァーからクシナガルの地へ。このインドニ大国(マガダ・コーサラ国)を結ぶ道路をブッダは出家以来つねに遊行していた。この古代インドの道を、私は托鉢しながら歩いた。サーラ樹の下で80歳のブッダは『諸々の事象は過ぎ去るものである。怠ることなく修行を完成なさい』と遺言された。これが人間として生れ大覚者として死したブッダの最後のことばです。
  
  【各回の講義予定】
  第1回 2016/ 4/12(火) 経典の編纂と仏弟子たち
  第2回 2016/ 4/19(火) 第一章 1、鷲の峰にて
  第3回 2016/ 4/26(火) 2、修行僧たちに教える
  第4回 2016/ 5/10(火) 3、旅に出る 4、パタリー村にて
  第5回 2016/ 5/17(火) 第二章 5、コティー村にて
  第6回 2016/ 5/24(火) 6、ナーディカ村 7、バイシャリー城
  第7回 2016/ 5/31(火) 8、遊女アンバパリー
  第8回 2016/ 6/ 7(火) 9、旅に病む
  第9回 2016/ 6/14(火) 第三章 10、生命を捨てる覚悟
  第10回 2016/ 6/21(火) 11、悪魔との対話、12、大地震
  第11回 2016/10/ 4(火) 13、死別の運命、第四章 14、一生の回顧
  第12回 2016/10/11(火) 15、ボーガ村の四大教示
  第13回 2016/10/18(火) 16、チュンダ 17、臨終の地をめざして
  第14回 2016/10/25(火) 第五章 18、病い重し
  第15回 2016/11/ 1(火) 9、アーナンダの号泣 20、大善見王の物語
  第16回 2016/11/ 8(火) 21、マッラ族へのよびかけ 22、スバッタの帰依
  第17回 2016/11/15(火) 第六章 23、臨終のことば
  第18回 2016/11/22(火) 24、死をいたむ
  第19回 2016/11/29(火) 25、遺体の火葬
  第20回 2016/12/ 6(火) 26、遺骨の分配

• 備考

• 講師陣

  名前	田中 成明
  肩書き	国際マンダラ協会会長
  プロフィール	1947年生まれ。宗立伝灯学院卒。1968年高幡不動尊金剛寺に出家得度。後京都大覚寺、奈良薬師寺で学ぶ。1970年から1975年までインドで修行。1978年渡米、ニューヨークに曼荼羅寺開設。1982年からEU10ヶ国に伝道し欧米の大学で仏教と書道の講座をもっている。著書『神通力』『密教の神髄』『虚空藏求聞持法』など多数。書家。