学内講座コード:340408
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
日本のジャズとハワイアンの歴史 音楽にみる日本近代文化の展開
申し込み締切:
2016年01月22日 (金) 23:30
開催日時:
1月29日(金)~ 2月26日(金)/13:00~14:30
入学金:
8,000円
受講料:
11,826円
定員:
30名
講座回数:
5回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 13,608円
補足:
-
【目標】
戦後日本でブームを巻き起こしたジャズ、ハワイアンは、いつ、どのように日本に移入され、どのような発展をたどってきたのでしょうか。1920年代の移入期から戦中・戦後の歴史を辿り、日本の近代化の一角に光を当てます。
【講義概要】
浪曲や義太夫節が大流行していた1920年代、ジャズとハワイアンは一部のエリートや上流階級の趣味としてその受容が始まりました。この授業では、日本人の西洋楽器習得や輸入曲の翻訳、日系アメリカ人の活躍などを通じて、ジャズとハワイアンが日本の一般大衆にも広まり、戦後、一流ミュージシャンのみならず、ジャズ喫茶やスチールギター歌謡など、独自の文化を生み出すに至った過程を、たくさんの視聴覚資料を用いながら概説します。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 1/29(金) 社交ダンスの流行からジャズ・ソング(二村定一、川畑文子など)の誕生 / 和製ジャズ(服部良一、笠置シヅ子)の発展
第2回 2016/ 2/ 5(金) 『ダイナ』比較(ビング・クロスビー、ディック・ミネ、エノケン、サッチモなど) / 戦後日本のビッグ・バンド(原信夫、宮間俊之、渡辺晋など) / モダン・ジャズ(秋吉敏子、渡辺貞夫など)
第3回 2016/ 2/12(金) 日本のハワイアンのパイオニア、モアナ・グリー・クラブとハワイアン・ソングの流行 / 日本のハワイアン・バンド(村上一徳、朝吹栄一、山口銀次など) / 日本のハワイアン歌手(エセル中田)の誕生と活躍
第4回 2016/ 2/19(金) 日系二世、灰田晴彦・勝彦兄弟とバッキー白片の活動 / 和製ハワイアンの系譜(大橋節夫、和田弘など)
第5回 2016/ 2/26(金) 日本のフラ・ブームとコンテンポラリー・ハワイアン・ミュージック(ケアリー・レイシェルなど) / 牧伸二のウクレレ漫談から日本のウクレレ・ブームまで(オータサン、ジェイク・シマブクロなど)
名前 | 早稲田 みな子 |
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肩書き | 早稲田大学講師、東京藝術大学講師 |
プロフィール | 東京藝術大学音楽学部楽理科卒業後、インディアナ大学で音楽学修士号、カリフォルニア大学サンタバーバラ校で音楽学博士号取得。専門分野は日系アメリカ人の音楽と歴史。主な著作に “Music in Camp (日系人強制収容所における音楽)”(オンライン事典Densho Encyclopedia掲載)がある。 |
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