学内講座コード:340315
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
仏教美術の東漸~シルクロードから奈良へ~
申し込み締切:
2016年01月05日 (火) 23:30
開催日時:
1月12日(火)~ 3月 1日(火)/10:30~12:00
入学金:
8,000円
受講料:
18,922円
定員:
30名
講座回数:
8回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 21,773円
補足:
-
【目標】
日本美術の原点である飛鳥美術は、異文明である仏教文明の何を・どのように受容して展開したのか。仏教文明東漸の重要な中継地点である西域・クチャ地域における仏教美術と比較しながら見ていくことで、それぞれの地域の特質を理解します。
【講義概要】
古代インドで発祥した仏教文明は、東漸の過程で中国仏教文明として装いを新たにし、さらに朝鮮半島を経て日本へと伝えられました。仏教伝来史はすなわち異文明の受容史であるといえましょう。本講義はこのような視点から、それぞれ奈良美術と西域美術を専門とする二人の講師がリレー形式で行い、シルクロードから奈良にいたる仏教美術の変遷の諸相を探究します。今期は白鳳美術を学ぶと共に、その源流である中国南北朝から隋の仏教美術と、西域美術の交渉を見ていきます。インドと中国、二つの仏教文明圏の中心から地理的にも文化的にも隔たった二つの地域において、仏教文明はどのように浸透していったのでしょうか。具体的な造形作品に即してみていきます。
【主な講義内容】
白鳳美術 / 中国東魏、西魏の仏教美術と西域 / 百済大寺の建立 /
中国北斉、北周の仏教美術と西域 / 川原寺の建立 /
中国北斉・北周とソグド人の美術 / 薬師寺の建立 / 中国隋の仏教美術と西域
名前 | 大橋 一章 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 専門は仏教美術史、東洋・日本美術史。早稲田大学東アジア「仏教」文明研究所所長等を歴任。『寧楽美術の争点』、『日本の古寺美術〈4〉薬師寺』、『聖徳太子への鎮魂 ― 天寿国繍帳残照』、『奈良大和路』、『天寿国繍帳の研究』、『飛鳥の文明開化』、『図説 敦煌 ― 仏教美術の宝庫 莫高窟』、『法隆寺・薬師寺・東大寺 論争の歩み』等著書多数。 |
名前 | 森 美智代 |
肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 早稲田大学第一文学部卒業後、北京大学考古文博院留学を経て、早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。専門分野は中央アジアと中国の仏教美術史。主な著作物に「クムトラ石窟第七五窟の壁画主題について ― ウイグル期亀茲仏教の一側面 ―」(『美術史研究』50冊、2013年)など。 |
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