学内講座コード:E2608006
この講座について質問する主催:
東京外国語大学 TUFSオープンアカデミー [ 東京外国語大学 オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
<探究!>日本語の世界ーコロケーションと複合動詞から日本語を見る 【申込期間】 6/4(木)10:00~6/30(火)23:59
申し込み締切:
2026年07月31日 (金) 23:30
開催日時:
2026年8月25日(火)~2026年8月27日(木)/19:00~20:30
入学金:
-
受講料:
3,700円
定員:
30名
講座回数:
3回
講座区分:
数回もの
その他:
補足:
-
【講座概要】
日本語教育の視点を生かし、日本語を探究する講座です。
【講座内容】
本講座は、「日本語」と「日本語教育」との間に橋を架ける内容となっています。日本語母語話者の方も、非母語話者の方も、どちらの方も受講可能です。
本講座では、大きく分けて、以下の2つの内容を扱います。
まず1つは、私たちが普段使っている日本語について、「コロケーション」および「複合動詞」という切り口から、その表現の豊かさ、おもしろさを再発見し、理解を深めることです。日本語で「きっぱり」と言ったら、その後「どうする」という動詞が思い浮かぶでしょうか。「断る」「やめる」などが浮かびますか。
「はかない」ものは?と言えば、その後に続く言葉は…「夢」「人生」などでしょうか。自然な日本語表現の産出には、このような言葉と言葉の慣習的な結びつき(コロケーション)に習熟することが欠かせません。コロケーションの観点から日本語の姿を見つめ直してみましょう。
また、中級〜上級の日本語学習者の方にとって、また、ネイティブ、ノンネイティブを問わず、日本語の教師にとっても、日本語の「複合動詞」(「押し出す」「飛び上がる」「落ち着き払う」等々、動詞と動詞が結びついて1つの動詞を構成しているもの)は、そのしくみの理解や実際の使い方の習得が難しいと言われる項目の一つです。複合動詞の種々の姿についても、理解を深めていきたいと思います。
そして、もう1つ、この講座では、このような言葉の使い方を文脈の中で的確に示すことができる、日本語教育に役立つ「例文」について考えてみます。ここで言う「例文」は、国語辞典などに載っているやや素っ気ない、紋切り型の例のことではなく、言葉の使い方をより豊かに示すことのできる、生き生きとした例文を想定しています。「例文」は言葉の姿をとらえるのにとても役に立ちますが、逆に言えば、言葉の使い方をよくつかんでいなければ、的確な例文は作れません。例文を作ってみることは、言葉についての理解を深めることにつながります。「あれ?何かおかしいな」という文があったとき、「どこが」「なぜ」おかしいのかを考える視点を養うこともできます。日本語教育の現場にも役に立つ「例文」の作り方について考え、実際に例文作成に挑戦し、言葉の感覚を磨いていきましょう。
【重点を置く学習内容】
・「コロケーション」および「複合動詞」を切り口として、日本語の姿を知る
・日本語教育に役立つ「例文」を考え、作ってみることを通して、言葉の感覚を磨く
◆受講案内(受講規約)◆
◆オンライン講座に係る環境準備◆
◆よくある質問◆
【講座スケジュール】
第1回 2026年08月25日(火) コロケーション:「辞書を引く」「風邪を引く」「興味を引く」みんな「ひく」?/
「経験を積む」「経験を重ねる」どう違う?
第2回 2026年08月26日(水) 複合動詞:「切り倒す」はいいが「?切り倒れる」はだめ?/
「闇へと走り去った」「闇へと葬り去った」構造と意味はどう違う?
第3回 2026年08月27日(木) 言葉の使い方を例文で示す:よい例文を作るポイントは?
【受講対象者】
日本語の分析や日本語教育に興味のある方。上級日本語学習者の方や、非母語話者の日本語教師の方も歓迎します。母語話者の日本語教師の方にとっても、もちろん、学び甲斐のある内容にしたいと思います。
【テキスト】
講師作成のレジュメ等を電子配布します。
以下は参考文献です。特に購入の必要はありません。
・『日本語コロケーション辞典』姫野昌子(監修)/柏崎雅世・藤村知子・鈴木智美(編集委員)研究社、2012年、6,820円(税込)、ISBN 9784767491103
・『日本語複合動詞活用辞典』姫野昌子(監修)/柏崎雅世・田山のり子(編集代表)、鈴木智美・田中妙子・谷口龍子・向井留美子・村田年(編集委員)研究社、9,900円(税込)、2023年、ISBN 9784767450247
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
| 名前 | 鈴木 智美 |
|---|---|
| 肩書き | 本学 教授 |
| プロフィール | 専門は現代日本語意味論です。言葉の意味の面白さに尽きない興味を抱き、日々「バードウォッチング」ならぬ「ワードウォッチング」を続けています。身の回りの様々な気になる表現について、「なぜ?」「どういう意味?」と分析するのが最大の楽しみです。日本語教育の現場にも長く携わり、留学生などを対象に日本語を教えています。 |
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