学内講座コード:26123012
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主催:
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス (東京都) ]
講座名:
【ハイブリッド/対面】今は昔、昔は今? はじめての『今昔物語』【対面/日本の文化・歴史/】
申し込み締切:
2026年05月12日 (火) 00:00
開催日時:
2026年5月22日(金)~2026年7月17日(金)/13:30~15:00
入学金:
-
受講料:
18,150円
定員:
30名
講座回数:
5回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
【講座趣旨】
『今昔物語』は平安時代末期もしくは鎌倉時代はじめごろに書かれた説話集。未完成の上、作者は今も未詳のままです。しかしながら千話を超える説話を収録した世界に類を見ない物語の宝庫です。近現代の日本文学者がこぞって読み耽りかつ文学として甦らせようとしたことでも知られています。一般に仏教説話と思われていますが、むしろ平安時代の世間話、噂話が満載です。古代中世の宗教観・死生観などの心理世界や、幽霊・物の怪・祟りに怨霊の跳梁跋扈する幻想世界、強盗・殺人・詐欺など上層下層の世情が赤裸々に描きだされています。「今は昔」というお決まりのフレーズで始まり、思わず「昔は今?」と問いかけたくなる、夢幻の説話世界に分け入ってみましょう。
【特記事項】
講義の進捗によって毎回の内容が変動します。予めご了承ください。
●ハイブリッド講座●
オンライン講座と対面講座を同時に実施する講義形式です。
<ハイブリッド/対面>
教室内で講師が行う対面講義をご受講いただきます。
<ハイブリッド/オンライン>
教室で行われる対面講義をリアルタイムのZoom配信にてご受講いただきます。
お申込みの際は「ハイブリッド/対面」もしくは「ハイブリッド/オンライン」いずれかのページをご確認の上、お手続きをお願いいたします。
※こちらはキャンパス(対面型)で受講希望の方専用の申込ページです。
Zoomによるリアルタイム配信型で受講を希望される方はこちらからお申し込みください。
■申込締切日:5月12日(火)
■申込に際し、必ず申し込み方法 をご確認ください。
■受講に際し、必ず受講規約をご確認ください。
■開講決定後、講座開講日7日前を目途に、受講のご案内を発送します。
※お住まいの地域により、お手元に届くまでお時間を要する場合がありますこと、予めご承知おきください。
※申込期日までに、申込手続(受講料の入金含む)が完了していない方には、受講のご案内を郵送いたしません。但し、申込期日が過ぎた後に申込手続が完了した方には、講座初回日にリバティアカデミー事務局の窓口にて、受講のご案内をお渡しします。なお、申込期日までに受講料のお支払いが完了しない場合は、講座の受講をお断りする場合があります。
【講義概要】
第1回 2026年05月22日(金) 〈1〉『今昔物語集』の成立とその世界観
『今昔物語』の成立は12世紀前後とされている。漢文主流だったそれまでの説話集に対し、作者は漢字カナ混じりで千を超える説話を集成しようとしていた。そうした作者の意図と成立の時代背景を考える。
第2回 2026年06月05日(金) 〈2〉天竺部第一話「釈迦如来、人界に宿る」
最初はやはり仏教説話から。お釈迦様誕生の話を採りあげる。まだまだ一般庶民には浸透していなかった仏教を、分かり易く知ってもらおうという趣旨か。仏教がもたらしたのは人間の内面世界への視点と、広いアジア世界へのまなざしだった。
第3回 2026年06月19日(金) 〈3〉本朝第一話「聖徳太子此の朝にしてはじめて仏教を弘めたまふ」
天竺から唐を経由して日本に伝わった仏教、それを本格的に取り入れたのが厩戸皇子(聖徳太子)であった。それまで外来の進んだ文化、知識として受け入れてきた仏教でなく、人間の人生や生き方に関わる「宗教」として仏教に向き合ったのが厩戸皇子だったろう。
第4回 2026年07月03日(金) 〈4〉巻十一第二十四話「久米仙人はじめて久米寺を造る」
歌舞伎などでも演じられる久米仙。神通力を使って天空を飛んでいる時、吉野川で洗濯をする女性の白い足に見とれて天から落下してしまう。女性と夫婦になって暮らしていたが、不思議な力を発揮して久米寺を創建したという話。
第5回 2026年07月17日(金) 〈5〉巻二十七第十三話「近江国安義橋の鬼、人をくらふ」他
『今昔物語』には霊と鬼、物の怪の話が満載。京都三条大路の鬼殿には男の霊が呪縛霊となっている。近江の安義橋に出没する女の霊が人を喰らう話など。都市的な場で展開する物の怪話の背景には、当時の政治的、社会的な混乱があった。
【教材】
配付資料
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
| 名前 | 水谷 類 |
|---|---|
| 肩書き | 元明治大学文学部兼任講師、國學院大學研究開発機構共同研究員 |
| プロフィール | 明治大学文学部卒業、同大学院博士後期課程修了。博士(史学)。元明治大学文学部兼任講師、元日本女子大学非常勤講師、元國學院大學非常勤講師、その他NHK文化センター講師等。専門は日本宗教史、神社制度史、民間信仰史、民俗学など。説話と祭り、社寺縁起など、日本のカミ信仰と庶民信仰世界について、古代から近世にかけての論考を執筆。主な著書:『廟墓ラントウと現世浄土の思想』、『墓前祭祀と聖所のトポロジー』(以上、雄山閣、2009)、『中世の神社と祭り』(岩田書院、2010年。2024年e-book増補版)、『オビシャ文書の世界』(岩田書院、2018)その他多数。 |
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