学内講座コード:710708
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
「希望格差社会―それから」を読み解く 格差社会進行の中で、幸せに衰退する日本に未来はあるのか?
申し込み締切:
2026年05月06日 (水) 17:00
開催日時:
5月 7日(木)〜 6月 4日(木)/15:30~17:00
入学金:
-
受講料:
13,662円
定員:
30名
講座回数:
4回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・現代日本社会、特に若者における格差の状況を理解する。
・格差の状況やその対処法が、時代や社会にとって異なることを理解する。
・「推し活」などバーチャルな関係性が広がった原因を理解する。
【講義概要】
講師が『希望格差社会』(2004年)を上梓し、格差社会が流行語になって20年経った。その間、日本経済の低迷は続き、少子高齢化が深刻化している。しかし、経済格差が拡大、固定化し、豊かさが実感できない中で、犯罪率は低下し、デモやストはほとんど起こらず、幸福度は低下せず、安全安心な社会が保たれている。その秘密は、日本人、特に若者が、仕事で活躍できなくてもゲームの世界に浸る、結婚や恋愛をしなくても「推し活」やペットで愛情関係に満足するなど、リアルな世界ではなく、バーチャルな世界で格差を産めることを実践していることにある。その現状を説明しながら、日本社会の未来を展望する。
【各回の講義予定】
第1回 2026/ 5/ 7(木) 1.平成時代に日本社会に生じた4つのトレンド、2.格差をどのように捉えるか?
第2回 2026/ 5/14(木) 3.戦後日本の格差の変遷 4.バーチャルが格差を産める時代に
第3回 2026/ 5/28(木) 5.江戸時代化する日本 6.幸福に衰退する日本
第4回 2026/ 6/ 4(木) 人生案内(読売新聞)の変化から、家族、結婚や性の変化を読み解く。
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合、補講日は6月11日(木)を予定しています。
◆参考図書として、『希望格差社会、それから −幸福に衰退する日本』(東洋経済新報社出版、ISBN:978-4492224267)をお読みいただくと理解が深まります。(購入は必須ではありません)
◆Zoomミーティングを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず
「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員・法人会員】授業動画の視聴方法(会員・法人会員向け) 【ビジター】授業動画の視聴方法(ビジター向け)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
| 名前 | 山田 昌弘 |
|---|---|
| 肩書き | 中央大学教授 |
| プロフィール | 中央大学文学部教授。 1957年東京生まれ、東京大学大学院終了。東京学芸大学教授を経て中央大文学部教授。現在、内閣府・男女共同参画会議民間議員、東京都社会福祉審議会委員、日本家族社会学会会長等などを歴任。読売新聞「人生案内」回答者を18年続けている。 専門は家族社会学。愛情やお金を切り口として、親子・夫婦・恋人などの人間関係を社会学的に読み解く試みを行っている。「パラサイト・シングルの時代」は話題を呼んだ。1990年代後半から日本社会が変質し、多くの若者から希望が失われていく状況を『希望格差社会』(ちくま文庫)と名づけ、格差社会論の先鞭をつけた。結婚活動、略して「婚活」の造語者でもある。近著『希望格差社会、それから―幸せに衰退する日本』(東洋経済新報社)では、経済格差が広がり、結婚できない人が増える中で、いわゆる「推し活」などのバーチャルな関係性が若者の間に広がることで、平和で安全な日本が保たれていることを強調した。最新刊『単身リスク』(朝日新聞出版)では、独身者が増える現在、人生100年時代に合わせた人生戦略が必要であることを説いている。 |
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