学内講座コード:2611T007
この講座について質問する主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 飯田橋キャンパス (東京都) ]
講座名:
江戸城大奥-大名家との関係を中心に
申し込み締切:
2026年05月06日 (水) 23:30
開催日時:
2026年5月16日(土)~2026年6月6日(土)/10:30~12:00
入学金:
3,000円
受講料:
10,100円
定員:
20名
講座回数:
4回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
【講座内容】
徳川将軍家の後宮としての大奥というと、将軍の寵愛を競う女たちの争いの場として、テレビや映画などによりイメージづけられてきました。それは大奥の一側面にすぎず、徳川政権を支える重要な役割を担っていました。
初心に立ち返り江戸城大奥についての基本として、研究史や奥女中たちが担った奥向の役割などを抑えていきます。2019年に行った初めての講座とは異なり、幕藩制を支えた組織としての大奥の役割について、大名家との関係を軸に見ていきます。
【講座スケジュール】
第1回 2026年05月16日(土) 大奥とは
「大奥」という言葉の定義から入り、明治から昨年までの大奥研究史の流れを見ていきます。大奥の研究は昭和期では停滞し、平成期に活発になり、令和に繋がります。女性史から始まり、ジェンダー論として捉えられるようになり、最近では幕藩体制の視点から、その役割が論じられるようになりました。
第2回 2026年05月23日(土) 老女の職務
奥女中組織のトップである老女(御年寄とも呼ばれる)の職務については、従来、大奥を統括する、というようにあいまいに説明されてきました。それを具体的に見ていきます。特に、将軍家の上使として御三家や将軍姫君の御殿を訪れたり、代参などで寺社を訪れるなど、外に出かける仕事に焦点を当てます。
第3回 2026年05月30日(土) 大奥に入る人々
大名家に輿入れした将軍姫君は、大奥登城を年に1.2回行います。大名本人やその正室は女使(御城使)という役職にある老女を、大奥に登城させ、贈答儀礼を中心とする交際を行います。これらの様子を述べつつ、加えて大奥の構造についても言及し、大奥に入れる男性にも目をむけます。
第4回 2026年06月06日(土) 御機嫌伺いと役儀
女使を大奥に派遣できる家は将軍家と縁のある大名家に限られますが、「御機嫌伺い」の文を差し出すことのみを許された家もあります。井伊家や岡山藩池田家などの例で見ていきます。また、すべての大名家に課せられた大奥に対する役儀について解説し、大名家にとって大奥とはどのような存在だったのかを考えます。
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
| 名前 | 畑 尚子 |
|---|---|
| 肩書き | 國學院大學 非常勤講師、青山学院大学 非常勤講師 |
| プロフィール | 博士(歴史学)。 元江⼾東京博物館学芸員。 専攻は日本近世史。 特に江⼾時代の大奥や奥⼥中の研究で著名。NHK歴史探偵などにもコメンテーターとして出演。 主な著書として『幕末の大奥―天璋院と薩摩藩』(岩波新書)、『徳川政権下の大奥と奥⼥中』(岩波書店)、『島津家の内願と大奥:「風のしるへ」翻刻』(同成社)、『大奥御用商人とその一族』(岩波書店)がある。 2025年7月にミネルヴァ書房より『大奥の権⼒者 松島』を上梓。 |
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