学内講座コード:2611T014
この講座について質問する主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 飯田橋キャンパス (東京都) ]
講座名:
文京区の都市形成と都市計画
申し込み締切:
2026年05月02日 (土) 23:30
開催日時:
2026年5月12日(火)~2026年5月26日(火)/14:00~15:30
入学金:
3,000円
受講料:
7,500円
定員:
15名
講座回数:
3回
講座区分:
数回もの
その他:
補足:
-
【講座内容】
23区の区別に都市形成、都市計画、まちづくりの歩みを連続テーマとしていますが、文京区を取り上げます。1947年に文京区は小石川区と本郷区が合併して誕生しましたが、両区の歴史は古く、1879年(明治12年)に東京府で最初に置かれた15区に含まれています。両区は江戸時代は江戸と郊外の境界に位置し、有力大名の屋敷、著名な寺院も多く、江戸幕府の学問の場所、昌平黌も置かれた。明治以降は大名屋敷は軍用地と大学となり、住宅地が形成された。戦後は駅中心に戦災復興事業が実施され、軍用地は官民の用地に転用された。明治から戦後にかけて文京の特色ある都市形成、都市計画を取り上げて解説する。
【講座スケジュール】
第1回 2026年05月12日(火) 江戸、明治、大正初期:大名屋敷、軍用地、大学、印刷工場
江戸時代の文京区には水戸徳川家、加賀前田家、老中柳沢吉保などの大名屋敷が置かれ、明治以降に軍用地、大学(東大、高等師範・女子高等師範)、岩崎邸などに変わった。目白には有力者の邸宅が並び、日本女子大学が設立された。小石川、神田川沿いに共同印刷、凸版印刷などが創業し、工場労働者も増えた。森鴎外、樋口一葉も文京区に住む。
第2回 2026年05月19日(火) 大正期から戦前昭和期:お屋敷分譲地、関東大震災、大学移転
西片(老中阿部家)、六義園(岩崎家)は分譲地となり、東洋文庫、理化学研究所も作られた。小日向の武家屋敷は住宅地に変わった。関東大震災後に本郷通り、春日通り、壱岐坂、元町公園などが整備され、宅地化が一層進展した。大塚に同潤会女子アパートが建設され、高等師範(教育大学)・女子高等師範(お茶の水大学)も大塚に移転し、湯島の跡地は東京医科歯科大学となった。小石川が河川から道路に代わった。東京砲兵工廠が北九州小倉に移転し、跡地に東京初の民営野球場が開設された。
第3回 2026年05月26日(火) 戦災復興、地下鉄、教育大移転、環状3号・4号線、
教育大付近、駒込駅付近で戦災復興が実施された。地下鉄丸の内線が建設され、文京区内に車庫が置かれた。目白の大邸宅が学生会館、ホテル、公園などに変わった。筑波学園都市に教育大学、土木研究所が移転した。、朝霞に理化学研究所が移転した、司法研究所(旧岩崎邸)が立川に移転した。跡地は公園、都立庭園となったり、再開発が実施された。後楽園の周囲は建て替え、ビル建設が進み、復興公園である元町公園は保存運動で生き残った。戦災復興で決定された環状3号線(播磨坂、言問通り)、環状4号線(不忍通り、道灌山通り)は戦後80年を経て、まだ建設中である。
※毎回、関係資料を配布します。
【対象者】
一般の方、自治体職員、学校教諭
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
| 名前 | 越澤 明 |
|---|---|
| 肩書き | 北海道大学名誉教授 |
| プロフィール | 東京都出身。 ⼯学博士(東京⼤学)。 東京⼤学⼯学部都市⼯学科卒、同⼤学院博士課程修了。 北海道⼤学名誉教授。学会賞多数。 国⼟交通省社会資本整備審議会住宅宅地分科会⻑、社会資本整備審議会都市計画・歴史的風⼟分科会⻑、品川区まちづくりマスタープラン策定委員⻑、台東区震災復興⼩学校校舎及び⽤地活⽤委員⻑、松⽵(株)歌舞伎座再⽣委員会委員など。令和6年、北区⻑から貴重資料の寄贈で感謝状。 |
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