学内講座コード:E2604015
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主催:
東京外国語大学 TUFSオープンアカデミー [ 東京外国語大学 オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
日本語で読むウクライナ文学(小説に描かれた歴史と社会) 【一般申込期間】2月13日10:00〜3月8日23:59
申し込み締切:
2026年03月08日 (日) 23:30
開催日時:
2026年6月22日(月)~2026年7月20日(月)/19:30~21:00
入学金:
-
受講料:
5,500円
定員:
30名
講座回数:
5回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
【世界の歴史と社会を知ろう!】
【講座内容】
本講座では、日本語翻訳未出版のウクライナ語の小説を読みます。本講座を受講するメリットは、①普通であれば日本語で読めない小説を日本語で読める、②文学作品に親しむと同時にウクライナの歴史を知ることができる、③ウクライナ社会やウクライナ人の世界観・価値観についての見識を深めることができる、という3点に大きくまとめられます。
本講座で読むのは、ウクライナの作家イワーン・ネチューイ=レヴィーツィケィイ(1838–1918)の書いた歴史小説『イェレミーヤ・ヴィシュネヴェーツィケィイ公』(執筆1897年)です。作品舞台はウクライナの歴史が大きく動いた1630年代から40年代で、題名になっている歴史上の人物(ウクライナの大名)を主人公にした悪漢小説です。
ネチューイ=レヴィーツィケィイは「ポスト=シェフチェンコ時代の小説の旗手」と評される19世紀ウクライナの人気作家で、世代間の価値観の対立の問題を扱った社会派の作品で知られますが、最後期の作品である本作は、時代設定を過去にすることによりこの問題を人間個人の自由の獲得を目指す格闘とそれによって生じる共同体との対立、そして個人の孤立という、《近代》精神を巡る大きなテーマに発展させました。
日本語で出版されていませんので、授業の際に取り上げる箇所を翻訳した資料を配布します。文学的観点からの話と、歴史的背景の話、また、ヨーロッパ文学史および思想史のなかでの位置づけに関する話を、時間が許す限り詳しく行います。
【重点を置く学習内容】
ウクライナ人の持つ問題意識の一端を知ることを目指します。
◆受講案内(受講規約)◆
◆オンライン講座に係る環境準備◆
◆よくある質問◆
【講座スケジュール】
第1回 2026年06月22日(月) 作品舞台の背景: ウクライナの公の全盛とその陰り、コザーク(コサック)の台頭
第2回 2026年06月29日(月) 小説『イェレミーヤ・ヴィシュネヴェーツィケィイ公』を読む①
第3回 2026年07月06日(月) 小説『イェレミーヤ・ヴィシュネヴェーツィケィイ公』を読む②
第4回 2026年07月13日(月) 小説『イェレミーヤ・ヴィシュネヴェーツィケィイ公』を読む③
第5回 2026年07月20日(月) 小説『イェレミーヤ・ヴィシュネヴェーツィケィイ公』を読む④
【受講対象者】
ウクライナに関心のある方。ヨーロッパ文学や歴史に関心のある方。ウクライナ語力は特に必要ありません。歴史の知識も、必要なことは説明しますので、特に必要としません。
【テキスト】
講師作成の教材・レジュメ等を電子配布。
原文資料はНечуй-Левицький І. Князь Єремія Вишневецький // І. С. Нечуй-Левицький. Зібрання творів у десяти томах. Т. 7. Прозові твори / Під ред. Н. Є. Крутікової та ін. Київ: Наукова думка, 1966. С. 5–259を用いますが、授業では日本語訳を用います。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
| 名前 | 原 真咲 |
|---|---|
| 肩書き | TUFSオープンアカデミー講師 |
| プロフィール | 本学・グローバルジャパンオフィス(GJO)リヴィウ大学コーディネーター。専門はウクライナ文学。近著「ザスラーウシケィイ公の世界修復論」『ウクライナ文化の挑戦 激動の時代を越えて』幻戯書房、2025年。 |
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