学内講座コード:2541T002
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主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 飯田橋キャンパス (東京都) ]
講座名:
『江戸府内絵本風俗往来』の世界 Act5 ―江戸風俗を巡る言説を探る―
申し込み締切:
2025年12月26日 (金) 17:00
開催日時:
2026年1月9日(金)~2026年1月30日(金)/13:30~15:00
入学金:
3,000円
受講料:
10,100円
定員:
36名
講座回数:
4回
講座区分:
後期
その他:
補足:
-
【講座内容】
「葦の葉散人」こと菊池貴一郎(嘉永元年(1848)~大正14年(1925))は、二代歌川広重に学び後に四代広重を継いだ人物です。本講座は菊池貴一郎の著作『江戸府内絵本風俗往来』を題材に、幕末の江戸市中の風俗・諸職や庶民の生活の姿を分かりやすくご紹介いたします。
今期の第1回から第3回では、同書「下編 雑の部」を中心に「水道の水にて産湯をつかひし江戸児の一人」である著者の江戸口調の文辞と、菊池自らが描く軽妙な挿絵を読み解きます。
また、第4回では明治中期以降に書き記された江戸風俗を回顧するさまざまな言説について検討を加えます。内容としては、明治20年代に行われた東京帝国大学史談会による幕府役人に行った聞き取り記録である『旧事諮問録』などの、近代アカデミズムによる江戸諸制度・文化への関心や、江戸城本丸御広敷役人出身の山中笑(共古)の『共古随筆』、山中や菊池貴一郎も関わった『此花 風俗図説』などの当時在野知識人による江戸言説を対比しつつ、『江戸府内絵本風俗往来』の持つ特徴を明らかにします。
お気軽にご受講ください。毎回、教材プリントを配布します。
【講座スケジュール】
第1回 2026年01月09日(金) 武士や上層町民の風俗
江戸城各見付の武士から千両箱の運送まで
江戸名主・家主の役割から店子の暮らしまで
第2回 2026年01月16日(金) 路上の詩学(1)
七色とうがらし売りから酔客まで
下掃除から油売りまで
第3回 2026年01月23日(金) 路上の詩学(2)
夜鷹から辻芸まで
住吉踊りから角兵衛獅子まで
第4回 2026年01月30日(金) 江戸を回顧するということ。
近代アカデミズム史学が見た幕末の江戸
在野知識人が見た幕末の江戸
江戸回顧言説から「民俗学」への道程
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
| 名前 | 石倉 孝祐 |
|---|---|
| 肩書き | 國學院大學・神奈川大学 兼任講師 |
| プロフィール | 東京都生まれ。2023年3月まで北区飛鳥山博物館学芸員として、文化表象論の立場から近世・近代の地域史研究に従事した。近年に担当した企画展に『古写真はわたしたちに何を伝えるのか?―写された幕末・明治の北区の名所―』(2019)、『飛鳥山三百年展 楽しい!だから続く 吉宗がつくった江戸のワンダーランド』(2020)、『幻想の江戸―異文化のまなざしに映った他者・表象・言説―』(2022)がある。現在、北区文化施策アドバイザーも務める。 |
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