学内講座コード:2541F009
この講座について質問する※現在、この講座の申し込みは
行っていません
主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 飯田橋キャンパス (東京都) ]
講座名:
戦後80年:戦争をめぐる映画と流行歌の心性史② 〈銃後〉と〈敗戦〉をめぐる女性の〈感情〉史
申し込み締切:
2026年02月20日 (金) 23:30
開催日時:
2026年3月2日(月)~2026年3月9日(月)/18:30~20:00
入学金:
3,000円
受講料:
5,000円
定員:
15名
講座回数:
2回
講座区分:
数回もの
その他:
補足:
-
【講座内容】
この講座は、夏期に実施した同名講座の続編となります。夏期講座では、主として兵士たちの戦場経験のリアリティを描いた映画、戦争責任をめぐる批判的なメッセージが込められた映画などをとりあげました。すなわち、敵前逃亡、友軍相殺、上官殺害といった戦場での凄惨で無責任な状況によってトラウマを負った兵士たちやその家族の挫折や苦悩、そこから生まれてくる戦争指導層への反発や責任追及の〈感情〉など、戦争をめぐる男性の〈感情〉史を描出しました。
これに対して、今回の講座では、〈銃後〉や〈敗戦〉をめぐる女性たちの〈感情〉史を再構成していきます。よく知られているように、軍需工場や地域社会で戦争を懸命に支えていた女性たちは、敗戦後、占領軍や国家権力のもとで〈聖女〉と〈娼婦〉に分類され、とりわけ貧困ゆえに〈娼婦〉となった女性たちは男女平等や民主主義の外側で生きていくことを強いられていきます。
人権尊重と平和主義の戦後社会にあって大衆的な映画や流行歌は、上述のような女性たちの戦中・戦後の経験をどのように代弁していくのでしょうか。
たとえば、アメリカ兵相手の売春をいわば必要悪と見なすのか、それを人道的な立場から断固批判するのか、という立場の違いなどが作品にはあらわれているといえます。
戦後80年の今、大衆映画や流行歌から私たちの平和意識を考えてみませんか。
【講座スケジュール】
第1回 2026年03月02日(月) 〈⼥性〉〈敗戦〉の描かれ⽅にみる美化と抵抗の間
ひめゆり学徒隊、敗戦後の売買春問題などが映画でどう描かれているか。
銃後を⽀える⼥性、敗戦後⾒捨てられる⼥性などがどう歌われていくのか。
第2回 2026年03月09日(月) 占領・⾼度成⻑の⽭盾を背負わされた⼥性と⼦どもたち
⽇本⼥性と⽶兵の間に生まれた⼦どもたちが映画でどう描かれているか。
諦めと希望の狭間を生き抜く⼈間のヒューマニズムがどう歌われるのか。
※この講座は、これまで実施された上田誠二の講座と重複する内容がありますが、新しい視点・資料をとりいれ再構成されています。また、夏期に実施されたパート1を受講していなくても内容は十分理解できます。
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
| 名前 | 上田 誠二 |
|---|---|
| 肩書き | 日本女子大学 准教授 |
| プロフィール | 同時代史学会編集委員、日本教育史学会事務局長、洋楽文化史研究会代表幹事。 専門は現代史、教育史、音楽史。博士(史学、東京都立大学)。 著書に『音楽はいかに現代社会をデザインしたか』(新曜社)、『「混血児」の戦後史』(青弓社)、共著に『〈戦後〉の音楽文化』『日本の吹奏楽史』『近代日本の都市と農村』(以上、青弓社)、『こんなに変わった歴史教科書』(新潮社)他。 趣味は音楽全般であらゆるジャンルを愛好。 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.