学内講座コード:340123
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
物語の現在―溶解する〈私〉とディストピア
申し込み締切:
2026年02月01日 (日) 17:00
開催日時:
2月 2日(月)〜 3月16日(月)/15:05~16:35
入学金:
-
受講料:
20,493円
定員:
24名
講座回数:
6回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・現代文学の代表的な作家とその個性を知る。
・現代文学がポストモダン文学としての特質を持っていることを理解する。
・現代文学を特徴付ける自我の溶解、希薄化が作品にどのように現れているかを捉える。
・女性作家が現代文学の主流をなしていることの意味を理解する。
【講義概要】
島田雅彦、吉本ばなな、多和田葉子、小川洋子、平野啓一郎、村田沙耶香という、1960年代以降に生まれ、現在の日本文学の中心的な担い手となった6人の作家を取り上げ、彼らに共通して見られる、主人公の自我の溶解、希薄化の様相を中心的に考察する。明治、大正期の知識人たちが目指した近代的自我の確立は彼らの作品世界では相対化され、しばしば否定されさえもする。そこでは人間関係や状況に応じて自我をより柔軟に操り、臨機応変に生きることが尊ばれる。反面未来への見通しの暗さから、生命の尊厳といったより根源的な価値すら揺るがされるディストピアが描かれることにもなり、それが現代文学の一面をなしている。
【各回の講義予定】
第1回 2026/ 2/ 2(月) 「サヨク」としての抵抗――島田雅彦
第2回 2026/ 2/ 9(月) 物との親和――吉本ばなな
第3回 2026/ 2/16(月) 詩的な抵抗者――多和田葉子
第4回 2026/ 3/ 2(月) 共鳴する身体――小川洋子
第5回 2026/ 3/ 9(月) 自己という虚構――平野啓一郎
第6回 2026/ 3/16(月) 常識の枠を超えて――村田沙耶香
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
| 名前 | 柴田 勝二 |
|---|---|
| 肩書き | 東京外国語大学名誉教授、埼玉学園大学特任教授 |
| プロフィール | 1956年兵庫県生まれ。大阪大学大学院(芸術学)博士後期課程修了。博士(文学)。明治から平成に至る近代文学を中心として、日本文学・日本文化を幅広く研究している。著書に『三島由紀夫 魅せられる精神』、『漱石のなかの〈帝国〉――「国民作家」と近代日本』、『中上健次と村上春樹』、『谷崎潤一郎 美と生命の間』などがある。 |
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