学内講座コード:25224001
この講座について質問する主催:
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
【アーカイブ】夏目漱石と兄たちと正岡子規 ユーモアの形成をめぐって【アーカイブ/文学/日本の文化・歴史/】
申し込み締切:
2026年02月18日 (水) 00:00
開催日時:
2025年10月1日(水)~2026年3月31日(火)/24時間視聴可
入学金:
-
受講料:
1,100円
定員:
講座回数:
1回
講座区分:
1回もの
その他:
補足:
-
【講座趣旨】
夏目漱石は明治38年に『吾輩は猫である』を書いたことによって作家となりますが、この時、彼の精神状態はけしてよくなかった、むしろ最悪と言っていい状態でした。ところがそこで書かれた『吾輩は猫である』は、暗い側面もありますが、人を笑わせるユーモアにあふれる作品です。なぜ漱石は最悪の精神状態の中から、人を笑わせる、ユーモアあふれる小説を生み出すことが出来たのでしょうか。
その原因は漱石のユーモアが独特の状況の中で形成されたことにあります。一つは、養子に出されていた漱石が、歓迎されない状態で実家に戻った後の三人の兄たちとの交流、一つは学生時代の、当時の死病である結核を患っていた正岡子規との交流です。この二つの交流を追って、漱石の独特のユーモアの源泉を探ります。
【特記事項】
※本講座は2025年度春期講座として、2025年6月3日に実施した講座のアーカイブ講座(すでに実施した講座の録画をご視聴いただく講座)です。
※講座内容に関する質問を受け付けることはできません。予めご了承ください。
※原則として、リアルタイム配信型の講座を録画したものをご視聴いただきます。大学側で一部編集する場合がありますが、途中の映像音声の乱れについて、了承くださるようお願いいたします。
■申込締切日:2026年2月18日(水)
■申込に際し、必ず申し込み方法 をご確認ください。
■受講に際し、必ず受講規約をご確認ください。
■オンライン講座受講に際し、必ずオンライン講座注意事項をご確認ください。
■視聴方法
お申込み完了後、リバティアカデミーホームページから、「マイページ」にログインしてご視聴ください。
視聴期間は、2025年10月1日(水)11:00AM~2026年3月31日(火)までです。期間中は何度でも視聴できます。
※配信開始日に、メールにて「受講のご案内」をお送りいたします。
※配信開始日以降にお申込みをいただいた場合、「受講のご案内」はお送りいたしません。
手続き完了後、すぐにマイページから講義動画をご視聴いただけます。
【講義概要】
第1回 2025年10月01日(水) 夏目漱石と兄たちと正岡子規―ユーモアの形成をめぐって
漱石の独特のユーモアの源泉を、兄たちとの交流、正岡子規との交流を追うことによって明らかにして、『吾輩は猫である』『坊っちゃん』などにおける漱石のユーモアの本質を考えます。
【教材】
配付資料
※「マイページメニュー」の「オンライン講座アクセス」にてダウンロードしていただきます。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
| 名前 | 藤澤 るり |
|---|---|
| 肩書き | 元明治大学・東京大学非常勤講師 文学博士 |
| プロフィール | 明治大学、東京大学、武蔵大学、桜美林大学等の非常勤講師を歴任。専門は夏目漱石研究、樋口一葉研究。2018年『夏目漱石の文学的現場 意識と思考の焦点』(青簡舎、2017年12月)により文学博士号を受ける。共著に『漱石事典』『論集 樋口一葉Ⅳ、Ⅴ』等がある。 |
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