学内講座コード:25223011
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主催:
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
【ハイブリッド/オンライン】縄文時代のまつり 明治大学博物館第75回考古学ゼミナール【Zoom/日本の文化・歴史/】
申し込み締切:
2025年10月07日 (火) 00:00
開催日時:
2025年10月17日(金)~2025年12月5日(金)/13:30~15:00
入学金:
-
受講料:
11,000円
定員:
90名
講座回数:
5回
講座区分:
後期
その他:
補足:
-
【講座趣旨】
縄文時代の遺跡からは、まつり(祭祀)に使われたと考えられるさまざまなものが出土します。人の形をした土偶がよく知られていますが、それ以外にも男性器を表わしていると言われる石棒、イノシシやクマの姿をした土製品、複雑な文様を石の板に描いた岩版など様々です。また、モノだけではなく日時計のような形をした環状列石も作られます。これらは、どのような地域に分布し、どのようなまつりで使われたと考えられるのでしょうか。それぞれの分布や用途の推測をおこなうとともに明治大学が調査に関わった秋田県大湯遺跡(世界遺産)、岩手県雨滝遺跡の例などをもとに、縄文時代の人々のまつりの実像と「こころ」の世界に迫ります。写真:千葉県江原台遺跡の亀形土製品と岩手県雨滝遺跡のミニチュア土器(明治大学博物館蔵)
【特記事項】
企画協力:明治大学文学部史学地理学科考古学専攻
●ハイブリッド講座●
オンライン講座と対面講座を同時に実施する講義形式です。
<ハイブリッド/対面>
教室内で講師が行う対面講義をご受講いただきます。
<ハイブリッド/オンライン>
教室で行われる対面講義をリアルタイムのZoom配信にてご受講いただきます。
お申込みの際は「ハイブリッド/対面」もしくは「ハイブリッド/オンライン」いずれかのページをご確認の上、お手続きをお願いいたします。
※こちらはリアルタイム配信型(見逃し配信付き)で受講希望の方専用の申込ページです。
キャンパス(対面型)で受講を希望される方はこちらからお申し込みください。
■申込締切日:10月7日(火)
■申込に際し、必ず申し込み方法 をご確認ください。
■受講に際し、必ず受講規約をご確認ください。
■オンライン講座受講に際し、必ずオンライン講座注意事項をご確認ください。
(見逃し配信視聴方法、Zoomご利用ガイドもこちらをご参照ください)
【講義概要】
第1回 2025年10月17日(金) 環状列石(ストーンサークル)と縄文時代人の精神世界を探る
縄文時代後期の北海道と北東北には、川原石を組んだまとまりを直径約四十メートルにわたって並べた「環状列石」がみられます。その代表例として知られ、世界文化遺産でもある秋田県大湯環状列石の発掘調査には明治大学の後藤守一教授も参加しました。はたして、これは墓なのでしょうか。それとも、祭祀の場なのでしょうか。近年の最新の知見も交えて、その性格を考えます。
第2回 2025年10月31日(金) 石棒のまつり
長さ数十センチのものから1mを超える巨大なものまでさまざまなバリエーションがある石棒は、男性器を模した石製の祭祀具とされています。その出現と変遷の様子、そして出土状況の検討から どのようなまつりに使用されたのかを考えます。
第3回 2025年11月07日(金) 動物形土製品の世界
縄文時代後期ころ、イノシシやイヌを象った土製品が東日本に多く見られます。さらに、シャチやサル、クマ、複雑な造形の海獣形や、「亀」形ながら別の動物と考えられるものなど、実にさまざまです。こうした土製品はいつごろ、どういう地域で作られるのか、変遷や分布、表現された動物の種類から、動物形土製品の性格について考えます。
第4回 2025年11月21日(金) 土版と岩版が意味するもの
板状の石製品や土製品をそれぞれ岩版・土版と呼びます。そのうち、表面に土器に似た文様などを描いたものが縄文時代晩期に東北地方から関東地方かけて広がります。材質の変化、出土状況、文様の表現などから岩版と土版に込められた意味を探ります。
第5回 2025年12月05日(金) 岩手県雨滝遺跡に見る縄文時代のまつりの姿
岩手県二戸市の雨滝遺跡は1950年代から明治大学が発掘調査し、縄文時代晩期の土偶・岩偶をはじめ、石棒、岩版、亀形土製品、精巧なミニチュア土器の一群が出土しました。多彩な祭祀遺物から、集落のまつりの具体的な姿に迫ります。
【教材】
配付資料
※「マイページメニュー」の「オンライン講座アクセス」にてダウンロードしていただきます。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
| 名前 | 吉川 耕太郎 |
|---|---|
| 肩書き | 秋田県教育庁文化財保護室チームリーダー |
| プロフィール | 1973年兵庫県生まれ。明治大学大学院文学研究科博士前期課程修了。秋田県埋蔵文化財センター、同教育庁払田柵跡調査事務所、秋田県立博物館等を経て、2025年より現職。秋田県内の埋蔵文化財保護、世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の保全等の統括に携わっている。専門は旧石器時代・縄文時代の石器石材資源開発論。 |
| 名前 | 鈴木 素行 |
| 肩書き | 常陸大宮市史編さん委員会考古部会長 |
| プロフィール | 明治大学大学院博士前期課程修了後,1988年4月に(財)勝田市文化振興公社―現在の(公財)ひたちなか市生活・文化・スポーツ公社―に入社,武田遺跡群などの発掘調査,ひたちなか市埋蔵文化財調査センターの管理運営に従事。2019年3月の定年退職後は,常陸大宮市教育委員会で泉坂下遺跡など4つの弥生時代再葬墓遺跡の発掘調査を担当。2025年4月からは自由人。石棒についての主な著作には『縄文時代の考古学』11(共著・同成社)、『縄文人の石神』(共著 六一書房)、『縄文時代の環境への適応と資源利用』(共著・雄山閣)がある。 |
| 名前 | 宮内 慶介 |
| 肩書き | 飯能市教育委員会生涯学習課 |
| プロフィール | 2004年明治大学大学院博士前期課程修了。修士(史学)。2004年4月から飯能市教育委員会生涯学習課文化財担当。 |
| 名前 | 吉岡 卓真 |
| 肩書き | さいたま市教育委員会 文化財保護課 埋蔵文化財係 係長 |
| プロフィール | 1979 年生まれ。2004 年明治大学大学院博士前期課程修了。専門は縄文時代後・晩期の土器、土偶、土製耳飾りをはじめとする土製遺物や、集落遺跡と低湿地遺跡の複合的な研究を行う。現在は、重要文化財のミミズク土偶出土遺跡である国指定史跡真福寺貝塚の史跡整備に関連する発掘調査に従事する。主な著者は「後晩期の土製耳飾り」『身を飾る縄文人‐副葬品から見た縄文社会‐』(2019雄山閣)など。 |
| 名前 | 八木 勝枝 |
| 肩書き | (公財)岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター主任文化財専門員 |
| プロフィール | 1974年福岡県生まれ 2000年明治大学大学院文学研究科史学専攻博士課程前期修了 2001年から現職。2008~2016年岩手県立博物館に異動し、2012年に企画展『土偶まんだら』展を開催。 |
| 名前 | 阿部 芳郎 |
| 肩書き | 講座企画者、明治大学文学部教授、資源利用史研究クラスター 代表 |
| プロフィール | 縄文時代の資源利用史を主なテーマとして、生業と社会や土偶祭祀と地域社会の関係などに注目し、縄文社会の特質について考えている。専門は先史考古学。 |
| 名前 | 忽那 敬三 |
| 肩書き | 講座企画者、明治大学博物館学芸員 |
| プロフィール | 1975年静岡生まれ。大阪大学大学院博士課程前期修了。岡山大学埋蔵文化財調査研究センター助手を経て現職(考古部門担当)。埋葬に関わる遺物や遺跡から、弥生・古墳時代の家族や祭祀のありかたを復元する研究に取り組む。おもな著作に、『ウィリアム・ガウランドと日本の古墳研究』(2019)、『王の埴輪―玉里舟塚古墳の埴輪群―』(2010)など。 |
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