学内講座コード:25224006
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主催:
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
【アーカイブ】対立と論争から読み解く仏教 原始仏教から現代日本まで【アーカイブ/日本の文化・歴史/世界の文化・歴史/】
申し込み締切:
2026年02月18日 (水) 00:00
開催日時:
2025年10月1日(水)~2026年3月31日(火)/24時間視聴可
入学金:
-
受講料:
11,000円
定員:
講座回数:
10回
講座区分:
後期
その他:
補足:
-
【講座趣旨】
セム型一神教(ユダヤ教・キリスト教・イスラム教)に比べると、仏教はおとなしい印象があります。確かにセム型一神教は三宗教の間で互いを排撃しあい、同じ宗教でも正統と異端を峻別して暴力的な対処までしてきました。仏教でも対立や論争がなかったわけではありません。実はインドでもチベットでも日本でも教団を分裂させるような深刻な対立がありました。教義をめぐっても激しい論争が展開されました。しかしそれが、セム型一神教のように、暴力の行使にまで進むことは極めて稀でした。理由は開祖のゴータマ・ブッダが暴力を徹底的に拒否したこと、正統と異端という発想がなぜか希薄だったことなどが指摘できます。本講座ではこれまであまり論じられてこなかった対立と論争の歴史から、仏教とは何か、あらためて考えてみたいと思います。
【紹介動画】
https://meiji-univ.ap.panopto.com/Panopto/Pages/Viewer.aspx?id=03116cb9-acb3-4859-ab31-b282002a6acd
※本動画は、担当講師が講座の魅力やねらいなどを数分でまとめたものです。お申込みの参考にしてください。
(ストリーミング動画です。通信費は視聴者負担となります。)
【特記事項】
※本講座は2025年度春期講座として、2025年4月17日~7月10日に実施した講座のアーカイブ講座(すでに実施した講座の録画をご視聴いただく講座)です。
※講座内容に関する質問を受け付けることはできません。予めご了承ください。
※原則として、リアルタイム配信型の講座を録画したものをご視聴いただきます。大学側で一部編集する場合がありますが、途中の映像音声の乱れについて、了承くださるようお願いいたします。
■申込締切日:2026年2月18日(水)
■申込に際し、必ず申し込み方法 をご確認ください。
■受講に際し、必ず受講規約をご確認ください。
■オンライン講座受講に際し、必ずオンライン講座注意事項をご確認ください。
■視聴方法
お申込み完了後、リバティアカデミーホームページから、「マイページ」にログインしてご視聴ください。
視聴期間は、2025年10月1日(水)11:00AM~2026年3月31日(火)までです。期間中は何度でも視聴できます。
※配信開始日に、メールにて「受講のご案内」をお送りいたします。
※配信開始日以降にお申込みをいただいた場合、「受講のご案内」はお送りいたしません。
手続き完了後、すぐにマイページから講義動画をご視聴いただけます。
【講義概要】
第1回 2025年10月01日(水) ゴータマ・ブッダvs.デーヴァダッタ
仏教も誕生の直後から分裂を経験しています。開祖のゴータマ・ブッダとごく親しい関係にあったデーヴァダッタが戒律をめぐって対立したのです。かつてはデーヴァダッタが一方的に悪いとされていましたが、実際にはそうとも言えなかったようです。
第2回 2025年10月01日(水) 大乗仏教vs.小乗仏教
仏教が誕生してから300~500年後、仏教は先行する小乗仏教(初期型仏教)と後発の大乗仏教が分裂しました。なぜ、分裂したのか。この問いは仏教の長い歴史の中でも最大の課題です。
第3回 2025年10月01日(水) 中観派vs.瑜伽唯識派
大乗仏教礎理論は、中観派と瑜伽唯識派の二大学派によって築き上げられました。では、この二大学派はどこがどう異なるのか?とても興味深い問題です。
第4回 2025年10月01日(水) 聖徳太子vs.物部守屋
従来は崇仏派=聖徳太子vs.廃仏派=物部守屋いう単純な図式でしたが、実は物部氏も仏教を尊崇していた可能性があります。では、対立はなぜ起こったのか。そこには国家と仏教の関係をどう構築するか、をめぐる対立があったようです。
第5回 2025年10月01日(水) 空海vs.最澄vs.徳一
日本仏教の基本は平安初期に登場した空海と最澄によって築かれましたが、この二人はやがて決裂しました。さらに徳一が空海と最澄を批判するという、いわば三つ巴の論争が展開されたのです。
第6回 2025年10月01日(水) 阿弥陀信仰vs.弥勒信仰
中国や朝鮮半島では弥勒信仰と阿弥陀信仰がともに盛んでした。チベットでは弥勒信仰が盛んでした。ところが日本では阿弥陀信仰が圧倒的で、弥勒信仰はさほど盛んになりませんでした。その原因は何だったのでしょうか。
第7回 2025年10月01日(水) 法然(念仏)vs.日蓮(題目)
法然は念仏(南無阿弥陀仏)を称えるだけで極楽へ往生できると主張し、阿弥陀信仰を大流行させました。その法然を日蓮は批判し、題目(南無妙法蓮華経)を唱えればこの世で仏に成れる(即身成仏)と主張しました。この二人は死生観や来世観に、決定的な違いがあったようです。
第8回 2025年10月01日(水) 浄土宗vs.浄土真宗vs.時宗
浄土宗と浄土真宗と時宗はどれも念仏による極楽往生という点で共通していますが、別々の宗派になっています。では、この三つの宗派はどこがどう違うのでしょうか。
第9回 2025年10月01日(水) 臨済宗vs.曹洞宗
臨済宗と曹洞宗は日本における禅宗の二大宗派です。では、この両宗派はどこがどう異なるのでしょうか。ちなみに本家の中国禅宗の歴史をたどると、日本とは逆に、曹洞宗が伝統派で、臨済宗が民衆派という傾向が指摘できます。
第10回 2025年10月01日(水) 伝統仏教vs.新宗教
現在の日本仏教界は、伝統仏教教団と新宗教系仏教教団が並立しています。そして教義も組織も大きく異なります。この違いは何を意味しているのでしょうか。仏教とは何か?を考えるとき、とても興味深い問題です。
【教材】
配付資料
※「マイページメニュー」の「オンライン講座アクセス」にてダウンロードしていただきます。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
| 名前 | 正木 晃 |
|---|---|
| 肩書き | 宗教学者 |
| プロフィール | 1953年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。国際日本文化研究センター客員助教授、中京女子大学助教授などを歴任。専門領域は宗教学。日本とチベットの仏教や修験道を中心に、修行における心身の変容、宗教図像学などを研究。また仏教の智恵を現代に再生し利用する各種の企画を立案し実践する。 |
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