学内講座コード:130411
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
元代の文人画の世界
申し込み締切:
2025年11月30日 (日) 17:00
開催日時:
12月 1日(月)〜12月15日(月)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
10,246円
定員:
30名
講座回数:
3回
講座区分:
数回もの
その他:
会員受講料: 8,910円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・東アジアにおける文人画の成立を理解し、その心にふれる。
・中国から日本へとつながる文人文化の源流やその歴史を知る。
・日本の伝統文化である文人文化の成立を訪ねる。
・名品の鑑賞と入門。
【講義概要】
元時代の美術と文人画の成立についてお話します。北方の高原におこったモンゴル帝国は、金を滅ぼして国号を「元」とあらため、南宋を滅ぼすと豊かな江南を手に入れ、大都(北京)に都をおき、大きく発展していきました。一方で、江南の知識人たちはそのなかで独自の文化を発展させ、のちに「文人画」とよばれる藝術を生み出していきます。この講座では、銭選や趙孟頫、元末四大家とよばれる呉鎮、黄公望、倪瓚、王蒙をとりあげ、その深い精神世界と名品を読み解いていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2025/12/ 1(月) 元時代の文化ーモンゴル帝国と世界ー
第2回 2025/12/ 8(月) 銭選と趙孟頫ー社会への帰属と拒絶ー
第3回 2025/12/15(月) 元末四大家の世界ー絶望のとなりは希望ー
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
| 名前 | 塚本 麿充 |
|---|---|
| 肩書き | 東京大学教授 |
| プロフィール | 中国美術史を研究しています。福井市生まれ。東北大学文学研究科東洋・日本美術史博士課程修了。博士(文学)。南京師範大学美術学院、國立台湾大学藝術史研究所に留学後、大和文華館、東京国立博物館、東京大学東洋文化研究所准教授を経て現職。著書に『北宋絵画史の成立』(2016年、中央公論美術出版、第7回三島海雲学術賞)、展覧会図録に『台北 國立故宮博物院―神品至宝―展』(2014年)、『上海博物館 中国絵画の至宝展』(2013年)、『北京故宮博物院200選展』(2012年、以上、東京国立博物館)等。 |
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