学内講座コード:2521G008
この講座について質問する主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 飯田橋キャンパス (東京都) ]
講座名:
リニア中央新幹線はどうなる?現状と今後の展望 ~リニア開発研究者の講師が明かす~
申し込み締切:
2025年08月23日 (土) 23:30
開催日時:
2025年9月2日(火)~2025年9月16日(火)/13:30~15:00
入学金:
3,000円
受講料:
7,500円
定員:
15名
講座回数:
3回
講座区分:
数回もの
その他:
補足:
-
【講座内容】
2024年7月に静岡県知事が代わり、工事中のリニア中央新幹線の静岡地区のトンネル工事が再開されそうだ。政府や沿線県知事会などが開通を促し、十年後の令和16年(2034年)以降名古屋開業と発表された。日本発世界最速のリニア新幹線である。しかし、鈴木静岡県新知事とJR東海との間には水・土・自然三分野28項目の検討事項が残り、2024年には4項目しか済んでいない。
東海道新幹線の開発に熱中していた当時の国鉄・鉄道技術研究所の中に、新幹線の次を夢見て「リニアモーターカー」の開発を始めた男がいた。名古屋まで開業予定の“リニア中央新幹線”を創造した宇佐美吉雄である。当時の鉄道技術研究所にて宇佐美氏と共通の夢を抱いた第三の男であった講師の開発事例を含め、「リニアモーターカー方式」の開発の秘話と「リニア中央新幹線」工事中の現状と問題点を探り、開業はいつか?開業後の日本はどうなるか?展望してみたい。さらに二度の試乗体験も含め最新情報を紹介したい。
リニア方式の研究・開発の三人目の講師が六十年抱いた夢の実現と国鉄入社同期の故葛西敬之JR東海名誉会長の宿願である。
【講座スケジュール】
第1回 2025年09月02日(火) 「リニア中央新幹線」のアウトラインと現状
国家プロジェクトとなり、名古屋開業に引き続き大阪への建設工事着工が決まり、名古屋の⼗年後開業か︖これまでの開発の歴史と静岡県内工事ストップの真相と今後の⾒通し。
第2回 2025年09月09日(火) 速度は無限の超電導リニアモーター式⾼速鉄道とは?
リニアモーター推進・浮上・案内の原理は?なぜリニア新幹線が必要か?
どんな効果があるか?リニアと新幹線とはどう違うか?開業するとわが国はどう変わるか?
第3回 2025年09月16日(火) 講師らの開発事例の紹介と鉄道技研における開発秘話
「超電導⽤断熱・荷重⽀持材」「超軽量⾞体」・「補助・緊急⽤ゴムタイヤ」の開発。〜リニア・超電導派⽣技術の魅⼒と⽇本発独創技術が世界へ。
【対象者】
問わない
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 大石 不二夫 |
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肩書き | 神奈川大学名誉教授、総合理学研究所客員研究員(工学博士) |
プロフィール | 1940年 東京都小石川生まれ。 中学3年末~高卒迄国策パルプ本社ビルのエレベーターボーイ。 都立化工高を卒業後、千代田化工建設㈱1年間。東京都立大学工学部卒業後、国鉄本社採用で鉄道技研(財)鉄道総研にて研究・開発26年間。50歳~神奈川大学理学部教授、研究・教育に20 年間。70~81歳帝京大学短期大学教授、客員教授。 |
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