学内講座コード:720106
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
日本語・日本文学とジェンダーの歴史をたどる
申し込み締切:
2025年07月03日 (木) 17:00
開催日時:
7月 4日(金)〜 9月 5日(金)/13:00~14:30
入学金:
-
受講料:
27,324円
定員:
30名
講座回数:
8回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 23,760円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・日本語を形成するものについて、具体的に知る。
・日本語を、単なるコミュニケーションの道具としてではなく、日本という国の歴史の刻まれた文化的存在として捉え、理解を深める。
【講義概要】
先進国の中で、賃金面や政治への参画などにおける“ジェンダーギャップ”が最悪と言われ続けている日本ですが、実は日本語の中にも深く刻まれたジェンダーギャップがあるのです。また、そうした日本語で記され、長い歴史を持つ文学にも、やはり不本意なジェンダーギャップが潜んでいますし、それに抗おうとしたいろいろな動きもあるのです。文学史でおなじみの文学作品を、そうした新しい観点で見たら、どうでしょう。また、聞いたことも無いような作品がひょっこり浮かび上がって、ジェンダーギャップの面から俄然脚光を浴びるのを見るのも、新鮮で面白いかもしれません。なるべく具体的な作品から沢山例を示していきます。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 7/ 4(金) 序論―身近にあるジェンダー意識
第2回 2025/ 7/11(金) 上代のことばと文学に見るジェンダー
第3回 2025/ 7/18(金) 平安時代のことばと文学に見るジェンダー
第4回 2025/ 7/25(金) 中世のことばと文学に見るジェンダー
第5回 2025/ 8/ 1(金) 近世のことばと文学に見るジェンダー
第6回 2025/ 8/22(金) 近代のことばと文学に見るジェンダー
第7回 2025/ 8/29(金) 現代のことばと文学に見るジェンダー
第8回 2025/ 9/ 5(金) ことばと文学に見るジェンダーのまとめとこれからの展望
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は9月12日(金)を予定しています。
◆Zoomミーティングを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員・法人会員】授業動画の視聴方法(会員・法人会員向け) 【ビジター】授業動画の視聴方法(ビジター向け)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 髙﨑 みどり |
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肩書き | お茶の水女子大学名誉教授 |
プロフィール | 名古屋市出身。お茶の水女子大学文教育学部卒、同大学院修了。東京女子医大、明治大、お茶の水女子大等で日本語学の研究・教育に携わる。専門はテクスト・談話分析。編著『大正期「中央公論」「婦人公論」の外来語研究』、単著『テクスト語彙論』、単著論文「文体の異性装の実際」「文体とジェンダー意識」等。 |
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