学内講座コード:320704
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
内部告発の行方を検証―兵庫県と鹿児島県警のケーススタディ
申し込み締切:
2025年08月03日 (日) 17:00
開催日時:
8月 4日(月)〜 9月 1日(月)/15:05~16:35
入学金:
-
受講料:
13,662円
定員:
24名
講座回数:
4回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・兵庫県の幹部職員による内部告発とその行方を検証する
・鹿児島県警の元幹部による内部告発とその行方を検証する
・兵庫県知事選を契機に発生した偽情報、個人攻撃の拡散を検証する
・公益通報者保護法改正、公職選挙法改正など対策を検討する
【講義概要】
大組織で60歳まで勤め上げ、最高幹部へとのぼりつめた根っからの公務員が年度末の3月、自分の組織のトップの不正を明らかにする文書をジャーナリストに送る内部告発に踏み切ったものの、当のトップによってそれを把握されてしまい、規律に反したと決めつけられ、不利益に扱われ、自殺を図るところにまで追い詰められた、そんなできごとが昨年、兵庫県庁と鹿児島県警で相次いで発覚し、社会に衝撃を与えました。兵庫県では内部告発が契機となって知事が失職して知事選が行われ、そこでは、内部告発者に対する個人攻撃や真偽不明の情報が大規模に拡散されました。これらの事実関係を俯瞰的に振り返って検証し、対応策を議論したいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 8/ 4(月) 兵庫県幹部職員による内部告発とその行方
第2回 2025/ 8/18(月) 鹿児島県警元幹部による内部告発とその行方
第3回 2025/ 8/25(月) 兵庫県知事選に際して飛び交ったデマ、真偽不明情報、個人攻撃
第4回 2025/ 9/ 1(月) 公益通報者保護法改正、公職選挙法改正など対策の検討
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 奥山 俊宏 |
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肩書き | 上智大学教授、ジャーナリスト |
プロフィール | 1966年、岡山県生まれ。1989年、東京大学工学部卒、同大学新聞研究所修了、朝日新聞入社。水戸支局、福島支局、東京社会部、大阪社会部、特別報道部などで記者。2013年から朝日新聞編集委員。2018年、司馬遼太郎賞、日本記者クラブ賞を受賞。朝日新聞記者33年を経て2022年から上智大の文学部新聞学科で教え、ニュースサイト「Atta!」を編集。 著書に『内部告発のケーススタディから読み解く組織の現実』、『バブル経済事件の深層』、『秘密解除 ロッキード事件』など。 |
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