学内講座コード:320322
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
食文化入門 文化としての食とはなにか?
申し込み締切:
2025年06月30日 (月) 17:00
開催日時:
7月 1日(火)〜 7月22日(火)/13:10~14:40
入学金:
-
受講料:
13,662円
定員:
24名
講座回数:
4回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
食についての新しい視点を得る。
文化についての新しい視点を得る。
歴史、比較文という視点から理解を深める。
【講義概要】
食は文化である。生物学的に同じ種であり、「食べることが出来る」ものは基本的に同じであるはずなのに、ある者はブタをウシを、クジラを食べ、ある者は食べない。タブーであったりする。文化である所以である。食の文化は不変ではない。インドの食であったカレーが、日本の国民食となったように、あるいは生魚を食べる発想などなかった多くの国で、寿司が受け入れられたように変わるものでもある。具体的な事例を通して、そのような食の文化について考えたい。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 7/ 1(火) 手で食べる?口に食べものを運ぶ方法の文化
第2回 2025/ 7/ 8(火) 食のタブーについて
第3回 2025/ 7/15(火) カレーライスに見る食文化の伝播と変容。カレーライスは如何にして日本食となったか
第4回 2025/ 7/22(火) 料理とはなにか?消化器科の外部化?
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は、7月29(火)を予定しています。
◆参考図書:森枝卓士著『手で食べる?』『食べもの記』(福音館書店刊)、『カレーライスと日本人』(講談社学術文庫)などなど、拙著、図書館ででも探していただけたら。もちろん、買っていただけたら、なおうれしいですけれど。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 森枝 卓士 |
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肩書き | 食文化研究家、大正大学客員教授、早稲田大学非常勤講師 |
プロフィール | 熊本県水俣市生まれ。水俣病の取材に訪れたユージン・スミスと出会い、フォトジャーナリストを志す。国際基督教大学教養学部社会科学科卒業。東南アジアで内戦等取材中に、食の重要性を意識し、以来、アジアを中心に世界中で飲食文化に関わる取材をし、新聞雑誌等に寄稿する。監修したマンガから児童書まで、食に関わるものを中心に著書多数。 |
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