学内講座コード:320305
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
ロシア史の諸問題―専制と自由
申し込み締切:
2025年07月01日 (火) 17:00
開催日時:
7月 2日(水)〜 8月 6日(水)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
13,662円
定員:
24名
講座回数:
4回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・ロシアの歴史について理解を深める。
・ロシアの専制と他の政体との相違について理解を深める。
・ロシアにおける自由主義や反体制の活動について理解を深める。
【講義概要】
ロシアはヨーロッパの大国と認められることを望みながら、最もヨーロッパに一体化していた19世紀初頭でさえ、そのヨーロッパ性は敵に否定された。この立場は外交政策に影響した。大国の条件として重要なことは、他から模範的と思われるような自由を尊重した統治であるといわれる。一方、ロシアにも専制と闘った人々はいた。中世の都市国家ノヴゴロド、近代の自由主義者たちである。激しい独立運動を繰り広げたポーランドは、ロシアとは異なり議会が発展した大国であった。ノヴゴロドやポーランドとロシアを比較し、自由主義の進展と挫折を見ることで、専制とその背景を鮮明にする。エピソードを織り交ぜてお話ししたい。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 7/ 2(水) ロシアの専制
第2回 2025/ 7/16(水) 都市国家ノヴゴロドとモスクワ
第3回 2025/ 7/30(水) 共和政ポーランドとロシア
第4回 2025/ 8/ 6(水) 自由主義の進展と挫折
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は8月27日(水)を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 池本 今日子 |
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肩書き | 大東文化大学教授 |
プロフィール | 鎌倉市出身。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。早稲田大学、上智大学ほかでロシア史等の講師を経て現職。専門分野はロシア近世近代史。著作に『ロシア皇帝アレクサンドル一世の外交政策―ヨーロッパ構想と憲法』(風行社)ほか。政治外交史のほか記憶、宮廷、近世近代におけるロシアとヨーロッパの相違と関係に関心を持つ。 |
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